ブックタイトル市報なめがた 2015年3月号 No.115

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概要

市報なめがた 2015年3月号 No.115

「敬う心」を大切にしていますか?全国的に年々増え続けている高齢者虐待。今や虐待は他人事ではない時代となっています。虐待と聞いたら、殴る・蹴る等の暴力を振るうことを想像すると思いますが、暴力だけが虐待ではありません。高齢者虐待には以下の5種類があります。1身体的虐待2心理的虐待3介護等放棄4性的虐待【例】・殴る・蹴る・つねる等の行為で身体に傷や痛みを与える。・ベッドに縛り付ける、意図的に薬を過剰に服用させる等、身体拘束、抑制をする。等【例】・怒鳴る・ののしる・悪口を言う等によって精神的に苦痛を与える。・高齢者を無視する。等【例】・水分や食事を十分に与えず、脱水や栄養失調状態にする。・室内にごみを放置する等、汚い環境の中で生活させる。・入浴や身体を拭くなどの世話をしない。等【例】・排泄の失敗等に対して、下半身を裸にして放置する。・わいせつな行為をする・させる。等5経済的虐待【例】・日常生活に必要なお金を渡さない、使わせない。・本人の年金や預貯金を勝手に使い込む。等知らず知らずのうちにこのような行為に至っていませんか?この機会に、日頃どのように高齢者に接しているのか振り返っていただけたらと思います。しかし、虐待は、虐待をしている方がすべて悪いというわけではなく、「高齢者と虐待者の今までの人間関係」、「高齢者本人の性格や人格」、「高齢者本人の認知症等の病気による言動の混乱」、「虐待者の精神疾患」等さまざまな要因が考えられます。決して高齢者が憎くて虐待に至るわけではないと思います。一生懸命に介護をしているからこそストレスから虐待に至ってしまう、またどのように介護をしたらいいのか分からないため不適切な対応となり、高齢者のためになると思ってしていることが虐待につながることもあります。介護保険サービスを上手に利用したり、人に相談したりすることで、ストレスの軽減に繋がると思います。一人で抱え込む前に、ぜひ地域包括支援センターにご相談ください。少しでもお力になれればと思います。19NAMEGATA MAR.2015※行方市では、新たな自主財源の確保や地元商工業者などの活性化、市民生活情報の提供を目的に有料広告掲載の取り組みを行っています。