ブックタイトル広報いしおか 2015年3月1日号 No.226
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広報いしおか 2015年3月1日号 No.226
府中稲田すみサヨウナラよと手を振るように枯葉舞い散る冬の川川又関清志踏まれながらも根性だけは春の芽吹きに顔を出す下林加藤弥生不況身に沁む忘年会の酔いも醒めそな師走風国府大西和子軒に日の丸ひっそり立って初は春るを呼び込む露地の奥国府篠原美千代弱音吐かずにいつものペース峠とうげ箱根路勝負どこ南台月乃香?耶姫世迷い言など言わぬが花よ頓知駄洒落で四季遊ぶ若松川崎洋子酔って騒いでいつもの十おはこ八番友と肩組む〆しめの歌石岡東辻が華幼稚園児の居並ぶ笑顔飛んでじゃれてる白い犬除幕式助川浩史十月十日、石岡金刀比羅神社の境内に正岡子規の歌碑が建立され、その除幕式が行われた。私は一般人として参列したが、なかなかの盛況であった。「石岡の歴史を愛する会」の有志が主催したもので、私はこんな会があることも、子規が石岡に一泊したことも初めて知った。現代的な洒落た歌碑であり「二日路は筑波にそうて日ぞ長き」の文字も素敵であった。十一月七日、風土記の丘には、江戸時代に一芸人として大ブレイクした都々逸坊扇歌の歌碑の除幕式が好天気の中、沢山の都々逸作家が集まり行われた。扇歌は姉をたよってこの地石岡で生涯を終えた人である。東京の篤志家・谷口先生の御好意によって建てられたもので、私達「石岡俚謡会」が実行委員として建立に協力した。「今日の旅、花か紅葉か知らないけれど、風に吹かれて行くわいな」が歌碑の表面に刻まれている。これは扇歌の辞世の謡と言われている。当然この石岡で詠まれたものだろう。二つとも石岡市の文化遺産になると思うと嬉しくなってくる。東大橋森美千瑠奥久慈の冬空たかし楮むす煙か白く郷にたなび井く関木間塚具子うつむいてクリスマスローズの白い花咲くを待たずに友は旅立つ茨城大澤酉雄霧雨の降る田圃道とぼとぼと八十男が畦道歩む府中赤津美智子七日粥傘寿も常の世となれり総社一色しのぶ初鏡先ずは素顔と真向いて柿岡山下孝幸初雀竹叢揺れて風の往み還ち府中土井湧輔寒木の根張り枝振り力瘤貝地小池つと夢生きる欲だけを抱へて日向ぼこ俳句文化協会だより市民ずいひつ東石岡田村満佐からからと音たてまろびゆく落葉なほ静かなりこぶしの小道府中山口文子あたたかき言葉伝へて来し電話置きかねしばし双手につつむ短歌いしおか俳句同好会やさと俳句会部原中島れい子去年今年紫峰に祈るこの平和柴内羽生俊お正月赤子主役の座となりし宇治会秋山享弘八十路坂越えて一筋初詣石岡短歌同好会八郷短歌会山崎西口はま子鉢植えの梅の蕾に赤味差し下されし卒寿の歌と友もは如い何かにや月岡菱沼む免子家族らと初春詣づる産うぶすな土神に頂くお神酒身内に沁みる片野小野瀬もと父上の植えにし柚子が大木となりていつしか納屋の丈越す俚謡投稿作品石岡俚謡会山崎鈴木君江裸木を透して見ゆる窓灯りほのぼのとして温もりの湧く東成井小島せん朝日射す軒より落つる露の玉昨夜の霜の大なるを知る東光台福田泰夫寿司講座太巻き寿司にいなり寿司作る楽しさ食べる楽しさ山崎荒井幸子似ていると思ふ所も多々ありて年女なり義母と我が娘は石岡囃子連合保存会石岡のおまつりの勇壮な獅子舞やお囃子はあまりにも有名です。石岡囃子連合保存会は昭和47年に組織され、それまで町単位で活動をしていた石岡の囃子連を一つの団体としてまとめ、県指定無形民俗文化財「石岡ばやし」への礎を築きました。各連では年間を通して練習を重ねています。練習には子供や孫たちを連れて参加する人もあり、自然と世代間の交流と文化伝承の場となっています。また、連合保存会全体としても石岡市文化祭で発表会を行うなど、全体の技術の向上に力を注いでいます。これからも県指定無形民俗文化財の保持団体として、県内だけでなく、国内外に向けて公演を行い、石岡ばやしの普及啓発に取り組んでいきます。■問い合わせ岩﨑?22・2029文芸いしおか市民の皆さんからの作品(俳句・短歌・俚謡・市民ずいひつ)を募集します。投稿をお待ちしています。◆送付先〒315─8640石岡市石岡一丁目1番地1石岡市役所市長公室秘書広聴課「文芸いしおかコーナー」係まで▲昨年11月、茨城県郷土民俗芸能の集いに出演し、県知事から感謝状を受け取る23広報いしおか3月1日号№226