ブックタイトル広報いしおか 2015年3月1日号 No.226

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広報いしおか 2015年3月1日号 No.226

1年の安全を願って出初式を開催1月10日、石岡小学校の校庭と市民会館を会場に、消防出初式を行いました。出初式は、消防全体の仕事初め式です。消防署員や各地区消防団員が集まり、機械器具点検などを行いました。市長は「この春から石岡地区の防災行政無線の運用を開始します。市としても災害への十分な備えに努めていきます」と話しました。地区ごとに結成されている消防団は市内に18分団あり、団員は合わせて589人。日ごろからいざという時を想定して訓練に臨んだり「火の用心」を呼びかける夜の巡回活動を行ったりしています。古典落語で新春初笑い1月12日、市民会館で「古典落語を楽しむ会」を行いました。テレビでお茶の間を賑わせていた桂文楽氏と、自作の「授業中」が有名な三遊亭圓歌氏といった落語界の大御所などの落語を聞こうと、老若男女400人が集まりました。会場は、軽快な語り口と歯切れのよい芸風で笑いに包まれました。陣屋門で防火訓練文化財防火デーに合わせて、県指定文化財に登録されている陣屋門で1月28日、防火訓練を行いました。訓練は陣屋門付近で火災が発生し、延焼の恐れがあるとの想定で、市消防職員や市職員などが参加し、消火器による初期消火やポンプ車による一斉放水訓練を実施し、火災発生時の対応を確認しました。教育部長は「市には現在、国指定文化財が7件、県指定が38件、市指定が78件あります。これらを守っていくには地域の皆さんや消防の人たちの協力が必要。力を合わせて守っていきたいです」と話しました。見学をしていた元真地の高木区長は「ここはなじみの深い場所です。私たちも地元の文化財を大切にしていきたいです」と目を細めながら訓練の様子を眺めていました。ほかにも第1・2保育所の園児たちが見学に訪れ、じっと訓練の様子を見守っていました。「文化財防火デー」は、昭和24年1月26日に法隆寺金堂から出火し、国宝の壁画が焼損したことを教訓に定められ、全国各地で文化財防火運動を展開し、文化財愛護に関する意識の高揚を図っています。887人が成人晴れの門出を祝う1月11日、市民会館で成人式を開催しました。今年、石岡市で成人を迎えたのは887人。市長は「厳しい社会情勢の中にあっても自分の夢を持って、それに向かって努力してほしい。何度も何度もあきらめずに立ち向かう、強靭じんな精神を持って行動していってください」とエールを送りました。新成人で、成人式実行委員を務めた真家朋華さんは「今まで20年間支えてくださった方々に感謝しています。これから少しずつ恩返しをしていきたいです」と話してくれました。式典後は中学校ごとに記念撮影が行われ、旧友との再会を懐かしみ、話に花が咲いていました。▲出初式後の消防パレードでは、多くのギャラリーが見入っていました▲会場は笑いに包まれ、観客の満足そうな表情が印象的でした▲災害から貴重な文化財をみんなで守り、後世に伝えていきましょう▲成人を迎え、晴れ晴れとした表情の新成人たち11広報いしおか3月1日号№226