ブックタイトル水都だより 2008年11月1日 第18号

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概要

水都だより 2008年11月1日 第18号

水道水をもっとおいしく飲むコツ日本の水道水は軟水で口あたりがやわらかく、飲みやすくできています。水道水がおいしくないと感じる原因は、多くの場合、残留塩素の臭いにあるようです。水道水が安全な証拠ですが、よりおいしく飲むための方法をご紹介します。冷蔵庫で冷やす(氷を入れる)飲み物は、体温よりも20~25℃低いとき、最もおいしく飲めると言われています。ジュースのように、水道水も冷蔵庫で冷やして飲んでみましょう。レモン汁を数滴入れるビタミンCは、塩素を中和します。レモンなら、同時にさわやかな風味も楽しめるのでおすすめです。炭(活性炭)を浸す炭(活性炭)は、臭い成分や塩素を吸着する働きがあります。ガーゼに入れた炭(活性炭)を、一晩水に浸しておきましょう。炭(活性炭)は週に1回煮沸するなど、衛生的に使用しましょう。沸騰させる沸騰させると、塩素が取り除けます。やかんの蓋を開け、5分程度沸騰させてください。注意:消毒効果のなくなった水は、早めに使い切るようにしましょう。沸かして飲んでも経済的です!ご家庭に届く安全な水道水を沸騰させて、よりおいしく飲んでいただく場合の費用を、標準的なガスコンロ(都市ガス)を使用した場合で試算してみると、やかん1杯(2リットル)あたり約5.4円(水道料金を含む)という結果になりました。【協力東部ガス株式会社様】例えば100円では、よりおいしい水道水がやかん約18杯分飲める計算となります。是非参考にしてみてください。豊かな水源を有効に利用するために地球に存在する水の約97.5%は海水で、淡水は約2.5%です。この淡水の大部分は南極や北極の氷で、地下水を含め河川や湖沼に存在する淡水は地球の水の約0.8%に過ぎません。このうち、利用することが比較的に容易である河川などの水の量は地球の水のわずか約0.01%です。水は貴重な資源であり、世界では※約11億人の人たちが安全な水道水を継続的に利用できない状況にあるとされています。水戸市では、豊かな水源に恵まれた環境を活かしながら、蛇口から出る水を安心して飲んでいただくための取り組みを進めます。※国連開発計画「人間開発報告書2006」による。(3)