ブックタイトル広報なか 2015年2月号 No.121

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概要

広報なか 2015年2月号 No.121

問い合わせ環境課環境グループ緯298-1111(内線447~449)◆家庭における省エネの大切さ「2℃目標」達成には、省エネも極めて有効だと考えられています。日本のエネルギー消費を部門別にみると、民生家庭部門が高い伸びを示しており、家庭での一層の省エネ推進を図ることが必要不可欠となっています。右の図は、2012年度における国民1人当たりの家庭から排出されるCO2量と用途別内訳を示しています。家庭からのCO2排出量は、民生家庭部門、運輸(旅客)部門の自家用乗用車、廃棄物(一般廃棄物)処理からの排出量、および水道からの排出量を足し合わせたものです。家庭から排出されるCO2は国民1人当たり1日約6.1kgにもなります。CO2の1kgがどれくらいかというと、約546リットルの容積があり(気温20℃の場合)、家庭のお風呂2杯~3杯ぐらいの量になります。右図で、排出量が37.5%を占める「照明・電気製品などから」には、電気冷蔵庫、照明器具、テレビなどが含まれており、「暖房から(冷房から)」にはエアコンやストーブなどが含まれています。また「給湯から」の13.4%はおもにガス温水機器です。CO2排出量が増えた原因は明らかです。必要以上の物質的な豊かさを求め過ぎた、過度の物質文化への依存の結果なのです。私たちは、豊潤に“モノ”が溢れた生活を手に入れましたが、その代償として環境破壊も進みました。このことを、市民一人ひとりが深刻な問題として認知しなければなりません。自動車から23.4%水道から2.3%ゴミから暖房から13.3%3.1%冷房から2.3%2012年度一人当たりの二酸化炭素排出量給湯から13.4%用途別内訳約2,240[kgCO2/人]キッチンから照明・家電製品などから37.5%4.7%※出典温室効果ガスインベントリオフィス全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(htp://www.jccca.org/)より引用「STOP!地球温暖化」県民宣言11人1日1kgのCO2の削減を目指して、省エネ型生活を実践します2アイドリングストップなどのエコドライブを実践します3バスや鉄道など公共交通機関を積極的に利用します4電球型蛍光ランプなど省エネ型の商品を使用します5森林や身近な緑を守るなどCO2を削減するための活動に参加します平成20年6月20日STOP!地球温暖化県民総決起大会茨城県では、平成20年6月に「STOP!地球温暖化」県民総決起大会が開催されました。大会では5つの項目からなる「STOP!地球温暖化」県民宣言が採択されました。その中で、茨城県民は「1人1日1kgのCO2の削減を目指して、省エネ型生活を実践する」ことをスローガンに掲げました。温暖化を防止するために、私たちは自分にできることから一つひとつ取り組みを積み重ね、CO2の排出量を減らしていくことが大切です。下の図は、家庭内のちょっとした気配りで削減できる、1日当たりのCO2量を示しています。県民決起総会の宣言にもあるように、1人1日1kgのCO2削減を目指して、これからもできる範囲で賢く工夫しながら、地球温暖化防止活動に参加しましょう。リビングでお風呂/トイレでキッチンでテレビを見ないときは消す1日1時間パソコンの利用を減らす主電源をこまめに切って待機電力を節約する夏の冷房設定温度を26℃から28℃に2℃高くする冬の暖房設定温度を22℃から20℃に2℃低くする13g13g65g83g95gシャワーの利用時間を1日1分短くする風呂の残り湯を洗濯に使いまわす入浴時は間隔をあけずにお風呂に入る使わないときに温水便座のふたを閉めておく74g7g86g15g炊飯器の保温機能を使わないようにするガスコンロの炎をなべ底からはみ出さないよう調整する37g5g冷蔵庫にものを詰め込みすぎない18g冷蔵庫を壁から適切な間隔で設置する◎CO2排出量を減らすための生活の工夫◎19g13広報なか2月号