ブックタイトル水都だより 2014年2月1日 第28号

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概要

水都だより 2014年2月1日 第28号

水道料金改定の理由2【財政の健全化】水道事業は皆さまからいただく水道料金から、経営に必要な費用をまかない、経営しております。近年、水道料金収入は、洗濯機やトイレなどの節水型機器の普及や節水意識の向上による使用量減少に伴い、減収傾向にあります。一方では、これまで施設整備を行うための財源として、借入に依存してきたことから、借入金残高(平成25年3月末時点)は約220億円となっています。この結果、借入金の返済に多額の費用を要し、残る資金が少ないため、災害や事故など突発的な事象に、即時対応することが難しくなっています。このように厳しい経営状況であることから、今後は借入に依存してきた経営体質を改め、財政の健全化を図る必要があります。借入金残高割合の比較水戸市同規模自治体給水人口15万~30万人(平成24年3月末時点)全国平均左の棒グラフは、財政の健全度を表す指標であり、値が低い方が健全な状態といえます。水戸市は他自治体と比較して割合が高いことから、財政健全化の必要性が読み取れます。財政の健全化の目標借入金の返済額以上に借り入れを行わないことを財政規律として、借入金残高を縮減します。さらに、東日本大震災の復旧に要した費用等を参考に、災害や事故に即時対応できるよう、資金を確保します。具体的な数値目標1平成26年度から借入額を返済額の90%にします。2災害や事故に即時対応するための資金を、平成30年度末までに約8億円確保します。水道料金体系の変更【基本水量の変更】節水型機器の普及や節水意識の向上などにより、1か月10m3以下の使用世帯が多くなり、「節水して使用水量を減らしても料金が変わらない」という※声が増えてきました。そのため、料金体系の見直しにより、基本水量を1か月10m3から8m3へ変更しました。※基本水量とは・・・基本水量以内の使用であれば、基本料金のみの料金となります。基本水量を超過して使用した場合は、基本料金に従量料金が付加されます。【特別栓の廃止】公平・公正な分かりやすい料金体系とするため、特別用を廃止しました。これまで特別用をご利用のお客様は一般用に変わります。基本水量の見直し10m38m3現行改定後(3)