ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第9号2013(平成25年度)

ページ
35/196

このページは 茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第9号2013(平成25年度) の電子ブックに掲載されている35ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第9号2013(平成25年度)

Ⅴ調査研究・技術開発(2)大気・化学物質研究室の調査研究事業【事業概要】大気・化学物質研究室の業務大気,地下水,土壌などに含まれる化学物質や騒音の調査・研究を実施して,県民の健康の保護と生活環境の保全を図ります。大気汚染業務内容微小粒子状物質光化学オキシダント有害大気汚染物質アスベスト酸性雨オゾン層破壊地球温暖化騒音航空機騒音県内の状況把握や地域特性の解明被害の未然防止にむけた高濃度現象の解明調査健康影響のおそれのあるベンゼン等についての調査アスベスト濃度の調査酸性雨の実態調査オゾン層保護や地球温暖化防止の観点からフロン濃度の調査百里飛行場周辺の航空機騒音の調査生健活康環の境保の護保全化学物質実態調査大気,河川水,生物中の化学物質の残留性の調査地下水汚染土壌汚染等地下水汚染,河川等の緊急水質事案(魚のへい死),土壌汚染等の原因調査【各事業の概要】(ア)微小粒子状物質(PM2.5)に関する研究粒径が2.5 ミクロン以下と極めて小さい「微小粒子状物質」は,呼吸器の奥深くまで入りやすいため健康影響が懸念されており,平成21年に環境基準が設定された。その成分等の調査を実施し,夏季には硫酸イオンの割合が,冬季には硝酸イオンや炭素成分が増えるなど,季節の特徴を把握した。またPM2.5高濃度時は広範囲(関東全域等)に及ぶことも多く,他地域からの移流も含めた解析を行っていく必要があることが分かった。茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No9,2013 31