ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第9号2013(平成25年度)

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概要

茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第9号2013(平成25年度)

資料編カ化学物質【研究の方向】現在国内で10万種以上が使用されている化学物質のうち,主なものについては,国や他の自治体と協力して環境中の化学物質濃度の実態を把握し,環境リスクの低減に繋げる。2事案対応・魚類へい死等の緊急水質事案の発生時には,原因物質の検査等を迅速に実施するなど原因究明に取り組む。・地下水汚染,土壌汚染,廃棄物の不法投棄等の事案に対応するため,関係機関と連携して原因究明のための調査計画を立案するなど,事案の拡大防止のため積極的に対応する。3広報・情報発信・霞ケ浦をはじめとする県内の水環境や大気環境,化学物質等,センターで取り組む調査研究や実態把握調査の内容・成果については,定期的に研究発表会を開催するほか,出前講座を実施するなどして積極的に広報する。・研究の内容や成果については,年報や研究報告の作成・配布,ホームページ等により,広く一般県民に発信する。・センターを訪れた県民等が,センターの取り組む試験研究について関心を持ち,かつ理解を深めてもらえるよう,研究室への見学者を積極的に受け入れる。また,見学者等が研究内容を理解しやすいよう,研究内容を平易に解説したパネルを設置し定期的に更新する。Ⅳ業務の質的向上,効率化のために実施する方策1全体マネジメント(1)研究体制県行政の課題,他の研究機関の情報,客員研究員等外部の専門家の意見を踏まえ,センター長を中心として,適宜,調査研究の進行管理や研究成果の内部評価を実施することにより,調査研究の質的向上を図る。研究テーマの設定・見直しについては,生活環境部をはじめ庁内関係部局の意見も参考にする。(2)客員研究員の活用研究企画,研究手法,研究成果の取りまとめ等については,高度な専門的知識を有する外部の研究者からの指導・助言が欠かせないため,客員研究員を十分に活用する。2他機関との連携・霞ケ浦に関する研究はもとより,大気汚染や化学物質などの研究について,分析技術や研究手法の向上,研究の効率化等を図るため,国や他県の研究機関,大学等との共同研究,共同調査などに積極的に参加する。・農地から流入する窒素・りんの削減対策など面源対策に関する調査研究を効果的かつ的確に行うには,農業総合センターや畜産センターなどと共同で実施する必要があるため,県の関係試験研究機関との共同研究など連携を強化する。茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No9,2013 187