ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第9号2013(平成25年度)
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茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第9号2013(平成25年度)
Ⅵ研究報告・調査報告2-9水環境化学物質調査事業1目的茨城県内の公共用水域において,人の健康の保護に係る要監視項目,水生生物の保全に係る要監視項目及び魚類(メダカ)に内分泌攪乱作用があるとされる物質の実態調査を行い,化学物質による環境汚染の有無を把握する。2調査内容(1)実態調査・調査地点県内の公共用水域70地点のうち14河川・調査項目要監視項目28項目及びビスフェノールA,4-t-オクチルフェノールの計30項目・調査時期平成25年8月~9月に各地点1回ずつ実施(2)モニタリング調査・調査地点過去の調査で指針値又は予測無影響濃度が超過した7河川・調査項目全マンガン(7河川)及び4-t-オクチルフェノール(1河川)・調査時期平成25年8月~9月に各地点1回ずつ実施なお,測定は環境省通達(平成5年4月28日,平成11年3月12日,平成15年11月5日,平成16年3月31日),外因性内分泌攪乱化学物質調査暫定マニュアル(環境庁平成10年10月),底質調査方法(環境省平成24年8月)に則り行った。3結果の概要(1)実態調査(表1)全ての地点で指針値を満たしていた。(2)モニタリング調査(表1)全マンガンについて,全ての地点で検出された。指針値(0.2 mg/L)を超過した地点は八間堀川0.23 mg/L,中通川0.67 mg/L,新利根川0.41 mg/Lであった。4-t-オクチルフェノールは磯川0.02μg/Lであった。参考文献1)産業技術総合研究所地質調査総合センター日本全国の海と陸の地球化学図データベースhttps://gbank.gsj.jp/geochemmap/茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No9,2013 169