ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第9号2013(平成25年度)
- ページ
- 142/196
このページは 茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第9号2013(平成25年度) の電子ブックに掲載されている142ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第9号2013(平成25年度) の電子ブックに掲載されている142ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第9号2013(平成25年度)
Ⅵ研究報告・調査報告2-1微小粒子状物質(PM2.5)成分分析調査1目的「大気汚染防止法第22条の規定に基づく大気の汚染の状況の常時監視に関する事務の処理基準」に基づきPM2.5の粒子成分の分析測定を実施するとともに,他の大気汚染物質データや気象データ等の解析を実施し,高濃度の原因を解明する。また,関東地方大気環境対策推進連絡会・浮遊粒子状物質合同調査会議に参加し,広域的なPM2.5質量濃度の把握に加え,成分濃度を観測し,比較検討することによって,広域的汚染のメカニズムを解明する。2調査対象物質・質量濃度・イオン成分(Cl -,NO 3-,SO 42-,Na +,NH 4+,K +,Mg 2+,Ca 2+)・無機元素成分(Be,Al,Sc,Ti,V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,As,Se,Sr,Y,Mo,Cd,Sb,Ba,La,Sm,Tl,Pb,Bi,Th)・炭素成分(WSOC,WIOC,Char-EC,Soot-EC)3調査地点土浦保健所4調査時期春季平成25年5月8日~平成25年5月22日(春季の炭素成分は未実施)夏季平成25年7月24日~平成25年8月7日秋季平成25年10月23日~平成25年11月6日冬季平成26年1月22日~平成26年2月5日5採取方法PTFEフィルタ及び石英繊維フィルタを用い,流量16.7L/min,24時間捕集(午前10時から翌日の午前10時まで)を行った。使用機器Thermo Scientific社製FRM2025(PTFEフィルタ捕集に使用)Thermo Scientific社製FRM2000(石英繊維フィルタ捕集に使用)6分析方法「微小粒子状物質(PM2.5)の成分分析ガイドライン(平成23年7月環境省)」に準拠した。質量濃度イオン成分秤量法(PTFEフィルタ)測定機器:MettlerToledo社MX5電子天秤秤量条件温度21.5℃±1.5℃,相対湿度35%±5%イオンクロマトグラフ法(PTFEフィルタ)PTFEフィルタ1/2片に純水10mLを加え,振とう及び超音波抽出,0.20μmフィルタでろ過後,測定装置に導入した。測定装置:日本ダイオネクス株式会社ICS-2000136茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No9,2013