ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第9号2013(平成25年度)
- ページ
- 101/196
このページは 茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第9号2013(平成25年度) の電子ブックに掲載されている101ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第9号2013(平成25年度) の電子ブックに掲載されている101ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第9号2013(平成25年度)
COD (mg L -1 )COD (mg L -1 )Ⅵ研究報告・調査報告1-14霞ヶ浦湖内水質モニタリング調査事業1目的霞ヶ浦において詳細な水質調査を継続的に実施し,水質汚濁状況の空間的・経時的変動を把握する。また,蓄積した水質データを他の研究事業及び今後の施策立案の基礎資料とする。2方法(1)調査期間平成25年4月から平成26年3月(月に1回)(2)調査地点及び試料採取方法西浦,北浦,常陸利根川の全16地点。湖水試料は上層(水面下0.5 m)及び下層(湖底直上0.5 m)で採水した。植物プランクトン同定計数用検体は上層の湖水を,動物プランクトン同定計数用検体は北原式定量プランクトンネットを用いて鉛直曳きした試料とした。(3)測定項目高浜入山王川安塚沖北浦土浦沖玉造沖阿玉沖掛馬沖牛込沖木原沖湖心西浦西の洲沖釜谷沖麻生沖爪木沖常陸利根川外浪逆浦pH,電気伝導率(EC),酸化還元電位(ORP),溶存酸素量(DO),化学的酸素要求量(COD,d-COD),懸濁物質量(SS),全窒素濃度(TN,DTN),全りん濃度(TP,DTP),各態窒素濃度(NH 4 -N,NO 2 -N,NO 3 -N),りん酸イオン濃度(PO 4 -P),有機体炭素量(TOC,DOC),クロロフィル濃度(Chl.a,Chl.b,Chl.c),イオン濃度(Na +,K +,Mg 2+,Ca 2+,Cl -,SO 2- 4),濁度,反応性溶存ケイ素濃度(SRSi)武井沖図1調査地点3結果の概要(1) COD?湖心,釜谷沖ともに6月から9月は過去平均(2007-2011年)並み,それ以外の時期は,過去平均より低く推移していた。(図2)1513(湖心)平均(2007-2011)2012年2013年15(釜谷沖)平均(2007-2011)132012年2013年1111997754月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月54月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月図2本年度,昨年度及び過去5年平均のCOD経月変化(左:湖心,右:釜谷沖。どちらも上層。)(2)窒素? TNは,湖心では8月まで過去平均より低く推移し,9月以降は過去平均より高く推移していた。釜谷沖茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No9,2013 95