ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第9号2013(平成25年度)
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茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第9号2013(平成25年度)
101110221024102911021111112611281130120312091224010801100112011501210205022002220224022703050320101110221024102911021111112611281130120312091224010801100112011501210205022002220224022703050320透明度(m)TP(mg/L)Ⅵ研究報告・調査報告(1)透明度図3に各地点の透明度の推移を示す。浄化施設稼働時を枠で囲ってある。地点3~6の透明度は浄化施設稼働前後で大きく変化していないのに対して,地点1,2の透明度は浄化施設を稼働することにより上昇し,浄化施設を停止すると,地点3~6の値に近づく傾向が見られた。(2)全リン全リン濃度の推移を図3に示す。地点1,2のリン濃度は浄化施設が稼働すると低下し,浄化施設を停止すると地点3~6の値に近づく。土浦港1土浦港2土浦港3土浦港4土浦港5土浦港60.0第1クール第2クール第3クール第4クール0.51.01.52.02.5採水日図3各地点の透明度の推移土浦港1土浦港2土浦港3土浦港4土浦港5土浦港60.14第1クール第2クール第3クール第4クール0.120.100.080.060.040.020.00採水日図4各地点のTPの推移(3)削減率による水質評価表1に各調査地点の浄化施設の稼働前後の水質と,削減率を示す。表の値は浄化施設が最も安定に稼働した第2クール(H25.11.27~12.24)のものである。地点1,2の水質の削減率が他地点より高く,水質改善効果が大きくなっていることが明かになった。表1浄化装置稼働による各地点の水質と削減率(第2クール)場所水質TP(mg/L) COD(mg/L) TOC(mg/L) TN(mg/L) SS(mg/L)透明度(m) クロロフィル a(μg/L)稼働前0.047 5.7 3.2 2.3 11 0.82 34地点1平均0.025 3.7 2.6 2.2 6 1.62 15削減率(%) 47 34 18 4.9 44 98 55稼働前0.056 5.7 3.2 2.3 13 0.78 42地点2平均0.027 3.9 2.6 2.2 7 1.36 19削減率(%) 51 32 18 5.6 48 74 56稼働前0.052 5.7 3.1 2.3 10 0.79 37地点3平均0.050 5.5 3.3 2.3 12 0.85 34削減率(%) 2.1 4.1 -3.7 0.5 -21 7.6 8稼働前0.056 5.2 3.1 2.4 10 0.85 37地点4平均0.050 5.7 3.4 2.3 12 0.83 41削減率(%) 10 -8.0 -8.6 3.7 -21 -2.4 -11稼働前0.062 5.6 3.2 2.5 12 0.71 27地点5平均0.058 5.9 3.4 2.4 13 0.76 33削減率(%) 7.0 -4.0 -5.2 4.3 -11 7.4 -24稼働前0.062 5.4 3.2 2.6 8 0.8 25地点6平均0.060 5.7 3.4 2.4 14 0.75 32削減率(%) 3.0 -4.4 -6.8 6.7 -78 -6.6 -28平均:浄化施設稼働4,7,13,28日目の4回の平均値削減率=(1-平均値/稼働前値)×100,ただし,透明度だけは(平均値/稼働前値-1)×10094茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No9,2013