ブックタイトル広報つくば 2015年1月号 No.530

概要

広報つくば 2015年1月号 No.530

2015.１.１(平成27年)広報つくば特集(総合運動公園・南極だより)☆意見交換会では、スポーツの専門的な立場や、障害者の立場からなど、施設利用者としての活発なご意見をいただきました。(仮称)つくば市総合運動公園～情報発信コーナー～市民と行政が共に施策をつくる手続き《パブリックコメント》～皆さんの意見を募集します～○(仮称)つくば市総合運動公園基本計画(案)内容(仮称)つくば市総合運動公園基本計画は、「だれもが｣｢障害者スポーツ｣｢つくばならでは｣｢防災｣の４つの基本方針を基に、子どもから高齢者、障害者、つくば市民全てがスポーツを通してつながり、そして、つくばの知財を生かした、スポーツで活力を育む運動公園を目指すための計画です。計画の策定に当たり、市民の皆さんの意見を反映させるため、パブリックコメントを実施します。募集期間１月７日(水)～31日(土)※施設閉庁日を除く資料の閲覧場所総合運動公園整備推進課(市役所５階)、市ホームページ、情報閲覧コーナー(市役所１階)、各窓口センター、各地域交流センター意見の提出方法左記閲覧場所(情報閲覧コーナーを除く)に直接、または、総合運動公園整備推進課に郵送、FAX、市ホームページからＥメールで結果の公表時期２月ごろに左記閲覧場所で公表予定。詳細は市ホームページをご覧になるか、お問い合わせください。?二次元バーコードを読み込むと、市ホームページの総合運動公園のリンクに飛びます※引き続き、総合運動公園に関する情報は、広報つくばや市ホームページでお知らせしていきますので、ぜひご覧ください問総合運動公園整備推進課〔〒305-8555研究学園1-1-1〕?029(868)7648Facebookページへ塚本隊員(つくば市職員)の南極だより10問科学技術振興課Ｈ｢塚本隊員の南極だより｣で検索いいね！をお願いします！こんにちは。第55次南極地域観測隊越冬隊員の塚本健二です。今回は10月上旬に実施された55次越冬隊最大の野外オペレーションについてお伝えします。南極観測隊は毎次隊ごとに観測・設営計画(ミッション)が定められており、隊員はその計画に基づき活動(オペレーション)をしています。中には南極大陸や海氷上で行うミッションも含まれており、私たちの拠点である昭和基地を離れる場合もあります。今回私は、全行程約400km雪尺観測(往復)、10泊11日にも及ぶ55次越冬隊最大の野外オペレーションに参加しました。メンバーは観測担当２人、車両担当２人、野外観測支援担当１人、そして私の合計６人です。私は、記録および食料担当を担うとともに各部門の観測・作業支援に当たりました。今回の主なミッションは新規導入車両の運用試験南極大陸に設置されている無人磁力計の保守作業をはじめ、移動ルート上で10kmごとに行う雪のサンプリング、２kmごとに行う雪尺(積雪量)測定などの越冬観測と、新規導入車両の運用試験や、移動ルート上に設置されている旗ざおの保守な移動ルート上に設置されている旗ざおの保守どの作業です。全ての行程で雪上車を運用しながら南極大陸を進みます。雪上車の速度は時速８km程度、一日当たり約50kmを走行しました。このオペレーションで運用する雪上車は４台。食事や睡眠も雪上車でとります。今回は、６人×11日という大人数雪上車かつ長期間に及ぶものでしたので、食料や燃料は通常の野外活動よりも大掛かりな準備が必要でした。また、行動中にブリザードの襲来があった場合は、１～２日ほどその場所から動くことができませんので予備食料も忘れてはなりません。私は出発２カ月前から調理隊員と協力し、メニューや食材の調整・準備を進めました。かき氷に挑戦なお、雪上車内では本格的な調理はできませんので、調理隊員が一度調理した料理を真空パックにして冷凍した｢レーション(行動レーション(行動食)で弁当を作る食)｣が用いられます。レーションは湯煎などで解凍すると、すぐに食べることができます。また、燃料や食料は専用のそりを組んで雪上車でけん引します。昭和基地を離れて行動する際は、１日に１回、無線などによって昭和基地と定時交信を行います。私たちからはミッションの進捗状況、気象状況、人員・装備などの異常の有無などを連絡し、基地側からは今後の気象予報などが伝えられます。昭和基地との定時交信3