ブックタイトル広報つちうら 2015年1月上旬号 No.1138

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広報つちうら 2015年1月上旬号 No.1138

9広報つちうら2015.1.1願い事一つと決めて鈴を振る太田鳴子年を取ると欲深くなる。賽銭の額にしては、あれもこれもと浮かんでくる。今年は一つ家内安全にする。注連飾りリースに代えて新世帯長井まさこ新世帯の初めてのお正月です。ドアの飾りも可愛らしく、ご両親や友人も微笑ましく見守っています。だるま市なじみの顔に会い安堵須藤桜花今年も、同じだるまと名産品を買って初詣でに向かいます。笑顔が嬉しい年始めです。初日の出霞ヶ浦を輝かせ後藤建坊霞ヶ浦総合公園から見た初日の出は美しく、やがて湖面全体を明るく照らし、明るい一年を寿ぐかのように感じられました。今年こそ何時も叶わぬ願い事富田こうし今年こそこう云う一年にしたいと念じながら初春を迎えるが、意志が弱いせいもあり叶わず、今年も同じ願い事をしている自分。元旦は夫に任せる台所山口笑花誰よりも早起きして、御節の用意をする夫。新婚時代からの習慣です。生きている証しをこめて年賀状田邉余市米寿近くになると知友の大半は鬼きせき籍となっている。まだ川柳を作さっく句できるのは有難いこと。残友と残日を楽しみたく賀状を認める。迎春は家族でかこむ福笑い永井花菜ふだんは、あまり寄り付かない孫達もお正月には必ずやってくる。福笑いゲームで家族が笑い合う至福の一時である。新春に詠む川柳一月の真ん中に在ます双つ嶺狩谷諭幼少時より慣れ親しんだ筑波山は心のふるさとである。神々に見守られて新しい年がスタートする。さあ!今年も元気に頑張ろう。鳶職や空は古式に出初め式小池陽子江戸の頃からの纏まとがい出て、梯子乗りや木きやりぶし遺節など古式ゆかしい行事は、いかにもお正月らしい光景で目を見張る。安全祈願を込めて。元日やまずは神との対話から加藤節子「あけましておめでとう」と家族で新しい年を迎えるが、神棚には一番にあいさつ。この年の平和と発展を願う。家族の健康と共に。ひとすじの浦の光や初筑波関沢美江初日が霞ヶ浦の蓮を染め、一筋の光となり届く。その彼方には初筑波がくっきりと。何とも淑しゅくき気に満ちた光景。人の心も引き締まる。携帯にカタカナ並ぶ年賀かな高田智子携帯電話に「ハッピーニューイヤー」の年賀メール。多様化の時代。それでも「絆」の年一回の便りは、生きている元気の証。目出度し。初凧の糸の手応へ子に渡す根本晴市国民宿舎水郷の跡地。高い樹の枝に、糸の切れた凧が泳いでいる。霞ヶ浦の波は荒い。凧が風に馴染んだところで、凧糸を子に渡す。初日待つ霞浦に小舟のよぎりおり沼尻芳子御来光を待つ富士見塚古墳頂上。眼下には霞ヶ浦の静寂が広がる。明るんできた東雲の空。一艘の小舟が水尾を引いて行く。絵の様に。朝ちょうはい拝の人出迎える駿しゅんめ馬かな古橋初子新年の言ことほ祝ぎが明るくはずむ中、着飾った駿馬との出逢いは、大和まほらに居る幸せを感じる。平和な日本の年明けである。新春に詠む俳句