ブックタイトル広報つちうら 2015年1月上旬号 No.1138
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広報つちうら 2015年1月上旬号 No.1138
【平成27年1月1日発行】January20151No.1138新年明けまして、おめでとうございます。平成27年の初春を市民の皆さまと共に迎えられる慶びをかみしめております本。年は、人類史上初めて、広島と長崎に原子力爆弾が投下されました第二次世界大戦が終結して70年という大きな節目の年であります。灼熱の南方の地、極寒の北方の地でひたすら肉親を思い、国の安泰を祈りながら犠牲になられました300万柱の御霊に対し、心から哀悼の誠を捧げます。散華なされた御霊の上、我々の先人たちは、焦土化した中から幾多の困難を乗り越え、世界に冠たる平和と繁栄を築いてこられました。しかし、平成の世も四半世紀が過ぎ、我が国を取り巻く環境も大きく変わってまいりました。少子高齢化、国際化や高度情報化など、大きな荒波が打ち寄せ、戦後に作られたパラダイムが制度疲労を起こした現在、新たな時代に合ったパラダイムの構築が急がれております。改革には痛みも伴いますが、未来を担う子供たちのため、しっかりと築いていかねばならない時であります。このような中、本市におきましても、国内外の大きな変化により、改革が求められております。これまで合併特例債に位置付けました事業のうち、昨年度までの朝日トンネルの完成、新治地区公民館の建替えや小町の館リニューアルオープンに続き、本年は、新たな消防本部庁舎、市営斎場の建設工事などに着手するほか、市役所本庁舎をおよそ50年ぶりに中心市街地へ移転いたします。昨年3月に内閣総理大臣の認定を受けました、土浦市中心市街地活性化基本計画に基づく各施策とともに、都市基盤の整備を着実に進め、土浦城址から霞ヶ浦まで人の流れの創出を図り、元気で活力に満ちた魅力あるまちづくりを進めてまいります。また、昭和62年から要望活動を展開してまいりました、念願の常磐線の東京駅乗り入れが、本年3月から実現の運びとなります。今後も乗り入れ列車の更なる増加に向け、引き続き要望活動を進めてまいります。本年も、市を取り巻く社会情勢や財政状況は、大変厳しくなることが見込まれますが、私のまちづくりの基本姿勢であります、「行財政改革」と「市民の皆さまとの協働のまちづくり」という二つの柱をしっかりと堅持しながら、事業の優先順位を見定め、持続可能な「水・みどり・人がきらめく安心のまち活力のまち土浦」の実現に向けた更なる飛躍の年にしたいと考えております。本年が、市民の皆さまにとって、素晴らしい一年でありますことを祈念し、新年の挨拶といたします。土浦市長中川清