ブックタイトル市報なめがた 2015年1月号 No.113

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概要

市報なめがた 2015年1月号 No.113

NAMEGATA JAN.20155約150名の新規雇用●行方市が進むべき農業●市長:地元雇用についてのお考えはありますか?永尾:150名くらいの新規雇用を考えています。行方市民の皆さまなどを中心として多くの方に働いていただきたいと思います。強い農業を目指して6次産業化の推進を目指して日本一のファーマーズ・ヴィレッジを目指して市長:行方市の農業従事者は、年々高齢化が進み、就農人口も減少しています。今回のプロジェクトは、行方市の基幹産業である農業を、維持・発展させていく上で、大いに期待しております。この好機にあたり、市や農業者が今後、何をするべきか、お二人に率直なご意見をお伺いします。中川:儲もうからなければ、地域農業の衰退は避けられません。5年後、10年後も安定して利益が確保できる「強い農業」を構築することが重要です。そのためには、さつまいもを中心にブランド化を進め、販売を伸ばし、消費者に喜んでもらえる高品質なものを安定供給していく必要があります。若い後継者はどんどん規模拡大ができ、高齢者は少しでも長く栽培が続けられる環境づくりをJAとして考えていかなければなりません。永尾:行方大好き、行方に行きたい、行方に住みたいと思う方を増やしていくことが重要です。行方の持つ自然の良さ、住んでいる方の人の良さ、土の力、それが農業という基幹産業になっています。さつまいもを加工して販売するだけではなく、行方だからこそできる良さを、さつまいものお菓子と一緒にして、全国の皆さんに提供することにより、行方市を訪れる方が増えると思います。市長:6次産業化を推進し、地域活性化につなげていけば、国の進める地方創生に合致すると思います。市としても行方市が住みやすいまちであるということを強調していきます。市民の皆さまへのメッセージ●市長:なめがたファーマーズ・ヴィレッジがスタートすることは、市にとりましても、新たな展望が開かれるものと期待するところです。今回のプロジェクトにあたって、お二人から市民の皆さんへメッセージをお願いします。永尾:今年秋の開業に向け、準備を進めています。絶対に成功するという強い思いと、白ハトグループだけではなく、JAなめがたと行方市、行方市民と共に、日本一、世界一のファーマーズ・ヴィレッジを目指していきたいと思います。私たちも精一杯がんばってまいりますので、ご理解ご協力をお願いいたします。中川:農業問題がクローズアップされています。農協改革は上からの押しつけではなく、自己改革をしなくてはならないと思っています。儲からなければ後継者は育ちません。このような工場ができることによって、自ら目標を定め、自分の計画に合った立案ができるようになり、安定した収入が得られます。そうすれば後継者が必ずできるし、それが組合長の使命だと思っています。皆さんの期待に応えられるようこれからもがんばってまいります。市長:農業の進む道は難しい時代に入りました。今まであったものをいかにして組み立てるか、そしてどのようにつなげていくかがポイントになります。地域貢献や雇用創出も同じです。日本一世界一を目指し、「行方市は胸を張れるまち」であることを子どもたちに伝えることが重要ですので、市民の方に胸を張れるようなプロジェクトにしていきたいと思います。