ブックタイトル市報なめがた 2015年1月号 No.113

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概要

市報なめがた 2015年1月号 No.113

明けましておめでとうございます。市民の皆さまには、夢と希望に満ち溢れた輝かしい初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年を振り返りますと、広島県の土砂災害や御嶽山をはじめとする火山の噴火、長野県の地震災害など、自然災害の恐ろしさを改めて痛感した1年でした。行方市においても、一昨年10月の台風や昨年2月の記録的な大雪により、市民生活や農畜産物などに被害をもたらしました。東日本大震災以降、災害対策を強化してまいりましたが、市民の安全・安心を守る災害に強いまちづくりに取り組む決意を新たにした次第です。特に、災害発生時における迅速かつ確実な情報伝達手段の重要性について再認識いたしました。このため、防災行政無線を補完する形で、本市限定の「エリア放送」を平成28年度までに整備す明けましておめでとうございます。皆さま方におかれましては、希望に満ちた新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年は、皆さまご存知のとおり、2月には行方市でも大雪が降り、ビニールハウスや豚舎が崩壊するなど多くの被害をもたらしました。その復旧復興へ向け、市を挙げて全力で行っているところです。また、4月には、17年ぶりの増税で、消費税率が5%から8%に上がり、日常生活に欠かせない商品や公共料金も値上がりし、我々の生活にも変化が及んでいるところです。11月には、市民参加型の「第1回行方ふれあいまつり」が開催され、2日間で5万人の来場者を数えました。これは、市民の一体感を醸成するイベントとしても、市外からの来場者へのPRとしても、大変有効なおまつりとなりました。今後行方市長鈴木周也行方市議会議長髙栁孫市郎ることといたしました。これは、地上波デジタル放送用の空いているスペースを使って放送環境を構築するもので、全国的にも珍しい取り組みです。これにより、市内全域で、テレビやスマートフォンなどデジタル放送が受信できる端末機があれば、エリア放送が見られるようになります。また、「未来の行方」を担う子どもたちや次世代のため、子育て支援・教育の充実を最優先で取り組んでおります。4月からは、小中学校の統合に伴い導入したスクールバス利用料の負担軽減を図る改定を行います。北浦地区統合小学校につきましては、来年度中に工事が完了し、平成28年4月に開校する運びとなっております。これにより、小中学校の統合が完了するとともに、すべての学校施設で耐震化率100%を達成いたします。行方市は今年、市制施行10周年を迎えます。さらなる市民の一体感を醸成しつつ、次の10年を見据えたまちづくりの方向性や、具体的な施策を示した新たな総合計画の策定に着手いたします。行方市の将来に向けての飛躍の年となりますよう、まい進してまいります。年頭にあたり、皆さまのご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。も継続して、市民協働共創によるまちづくりを大切にしていきたいと考えております。そして本年3月には、茨城空港が開港し5年を迎えます。この間、多くの方々が利用され、さらに地域の活性化に結び付けようとする様々な活動も活発に行われています。今後、茨城空港は、平成31年開催の茨城国体、平成32年のオリンピック・パラリンピック開催にあたり、本市の活性化に向けて大いに期待できるものと確信しております。私たち行方市議会議員は、4月23日で今期の任期が満了します。引き続き議会の改革と活性化に向け取り組んでまいります。地方分権が進められる中、市民の皆さまにとって必要な事業を実現するために、議会に与えられる役割はますます大きくなります。本市におきましては、少子高齢化が進む中、学校の統廃合、定住化促進、医療と福祉の充実、産業振興等々、多くの課題が山積しております。市制施行10周年を迎える行方市にとりまして、これらの課題をふまえて、英知を結集し、皆さまとともに明るく住み良いまちづくりを目指し努力してまいります。結びに、今年1年が、市民の皆さまにとりまして実り多き年でありますことを心よりご祈念申し上げます。新春のごあいさつ・2015年1月