ブックタイトル広報いしおか 2015年1月1日号 No.222
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広報いしおか 2015年1月1日号 No.222
明けましておめでとうございます。晴れやかな新年の到来に、皆様はそれぞれに新たな抱負を抱いていることでしょう。さて、このところよく耳にするフレーズに、少子高齢化と人口減少の二つの言葉があります。どうもこの二つの語感は、私たちが描く将来の夢に、微妙な影を投げかけているようです。若い人たちが夢を持ちづらい社会であるとか、人口減少で地域社会が消滅しかねないなどと、悲観的な見方も出ています。しかし、この状況を冷静に受け止めると、まだまだ石岡市には発展と進化の余地があり、紡ぎだす夢はふんだんに生まれると私は思っています。・首都圏まで70km圏の立地・関東最古の歴史と豊かでたおやかな里山景観・筑波山と霞ヶ浦に囲まれた肥沃な台地・穏やかな気候と天災の少ない風土・充実した幹線道路網と鉄道、空港の存在など発展への条件は整っています。とはいえ、この恵まれた生活環境と地域資源を活かすのは、そこに住む私たちです。環境に将来を委ねるだけではなく、明日を切り開く気概と志が不可欠になっています。「志を立てるのに、老いも若きもない。そして志あるところ、老いも若きも道は必ず開ける」これは経営の神様といわれたパナソニックの創業者・松下幸之助さんの言葉です。志あれば道は開ける、という希望ある名言です。そのような思いに触れながら、私の志である「ふるさと再生」は間もなく第2ステージへ入ります。いま取り組んでいる大きな事業は、二つあります。一つは石岡駅周辺整備事業で、本年秋には橋上駅と東西自由通路が完成する予定で、駅東西の人の流れが活発になります。二つには、災害に強い新庁舎の建設事業です。これは平成29年度末の完成を目指しており、今年は庁舎の実施設計や旧庁舎の取り壊しなどが行われます。八郷庁舎については、空きスペースの有効活用として、(仮称)市民プラザが開設されます。さらに、今年は、合併してから10周年を迎える節目の年となります。誇れる「ふるさと」を将来にわたり引き継いでいくため、皆様方と共に考え、実行し、実りある年となりますよう祈念し、新年の挨拶といたします。「ふるさと再生セカンドステージへ」石岡市長今泉文彦広報いしおか1月1日号№2222