ブックタイトル鹿嶋市議会だより とびら No.78
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鹿嶋市議会だより とびら No.78
▲救急隊のバッグにはさまざまな道具が入っている。写真は、状態を判断するために、血液中の酸素量を計る器具ー今日は、お忙しいところをありがとうございます。早速ですが、皆さん、着ているユニフォームの違いは何でしょうか。グレーは救急服で、救急隊です。ブルーは消防隊で、ほかに、ここにはいませんが、オレンジ色のユニフォームが救助隊、レスキュー隊です。救急隊は3人1組で、さきほど、昨日の朝から24時間の勤務を終えた班と交代して別の3人が勤務に入ったところです。特集ー24時間の交代制の勤務は大変です。ご家族の理解も必要ですね・・・。出動しているときに、別の出動要請が入ることもあるんでしょうか。あります。でも、最初に出た隊は、その件の専属です。次の現場には2号車が出たり、ほかの署から行くことになります。鹿行地域は本当に医師が少ないんです。茨城県は人口10万人に対する医師の数が175人で、全国ワースト2位ですが、鹿行地域は88人でさらに少ない。また、鹿嶋は交通事故が多いです。救急車は受け入れ先が決まっている、と思っている方が多いのですが、そうではありません。現場に到着して状態を診てから、病院に電話をして受け入れてくれる病院を探します。夜間では、当直の先生の専門外だからと、断られることもあり救急車でも、受け入れ先の病院は決まっていないんです。救急救命士×市議会出動は、朝でも昼でも夜中でも。様々な症例に、現場で対応するのが救命士の仕事。消防署の業務は、大きく3つ。消防と救急と救助があります。今回は、鹿嶋消防署で救急隊として活躍する皆さんを取材しました。2鹿嶋市議会だより平成26年10月31日発行