ブックタイトル広報いしおか 2014年10月1日号 No.216

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広報いしおか 2014年10月1日号 No.216

東石岡惣野代英子婆が待ってる可愛い孫の帰省嬉しい夏休み府中稲田すみ予選勝ち抜きまず甲子園夏の球児の日焼け顔柿岡鈴木千代子巧い話にみすみす乗って寝言まで出るこぼす日々下林白井冨喜江笑顔かくせぬ我が家の宝世継ぎ安堵の宮参り杉並助川浩史子らに貰った安眠枕夜がたのしい夢の中国府坂下蜻蛉鵜飼い篝かがり火水面に映える熱気溢あれふて焦がす胸府中小川野蛙店に並んだ色鮮やかな浴衣選ぶはピアスの娘こ国府島田雪うさぎ地産地消で夕飯作る食の安全わが腕に百ひゃくたん反の布打田昇三治承元年(一一七七)の夏、平家を倒す計画が初めて謀議された「鹿ししの谷」会合で、源行綱という武士は挙兵の際に使う白布百反を貰った。源氏の白旗としても弓の袋に充てても良い。しかし当時は僧兵が暴れていたこともあって、クーデターの実行が遅延した。これに不安を感じた源行綱は、或る夜に平清盛の許を訪ねて「平家打倒の陰謀」を密告した。このため謀議に加担した西光、藤原成親父子、平康頼、俊寛など後白河法皇の近臣たちが一斉に捕えられ計画は挫折した。法皇は出席を予定していたが出なかったので、清盛に睨にらまれながら何とか助かった。藤原成親は妹が平重盛の夫人であったため、直ぐには斬られなかったが助かりもしなかった。密告した行綱は清和源氏の本流・源頼光の直系であるが地方武士になって久しく、清和源氏は頼朝の系統に移っていた。行綱が鹿の谷会合で貰った百反の布は既に衣服に流用されていたが清盛は何も言わなかった。やがて平家が滅び源氏の世となっ東光台内田千代子公民館の講座に行きし歌舞伎座は源平の世にわれをいざなう東石岡田村満佐鎌の先音たて火花を散らしつつ石ころ道の草を刈りゆく井関木間塚具子良き日あり悪き日もあり病人に一喜一憂日々父を看る井関坂本ふく親心茄なす子びに習う事多し若宮今川武男人の世ははかなきものか盆に入る東光台野村洋子今父に会えたら冷し酒を注ぐ若松城下稔生きざまの悔いを引きずる走馬灯総社山口美津子籐椅子の父と鬼平犯科帳俳句文化協会だより市民ずいひつてから、行綱は源頼朝の前に姿を見せたけれども、頼朝に軽蔑されて源氏勢には加えて貰えなかったらしく、結局は布百反だけの武士になった。東大橋森美千瑠夕暮るる団地を行けば灯りゐて弾める子供の声がもれくる石岡外川なをみオカリナの優しき音色に迎えられ偲びつつ歌う「ふるさと」のうた短歌いしおか俳句同好会やさと俳句会柿岡野村京子迷ふことなかれみんみん?強し瓦谷萩原梨郷ひたち野や黄金の穂波うち揃ひ下林櫻井衛人?口を打つ人もなし寺の秋石岡短歌同好会八郷短歌会山崎西口はま子処暑の朝茄子と茗荷のみそ汁に其そを好みたる亡は母は浮かび来る月岡菱沼む免子穂揃いし稲田の上を燕らがしばし飛び交うお筑波清し片野小野瀬もと花咲くあり種結ぶもあり庭の草真夏の暑さに負けじと取りぬ俚謡投稿作品石岡俚謡会北府中大村みちゑ忍一筆白寿の僧や夏衣東成井小島せん暑さにも負けずに田んぼ稲の穂は実り豊かな秋を迎える山崎荒井幸子騒がしき地球の姿良く見むと月も近づく八月の柴夕内羽生俊残暑にて日常生活水分と首を冷やしつ熱中予防●文化協会盆栽部高浜盆栽会・高浜地区文化祭「盆栽展示会」【日時】10月25日(土)午前9時~午後3時【場所】高浜小学校体育館■問い合わせ小松崎?26・2960●文化協会盆栽部八郷支部・第25回八郷ふれあいまつり「盆栽展示会」【日時】10月26日(日)午前9時30分~午後3時30分【場所】八郷総合支所1階会議室■問い合わせ石井?43・2418●やさと読書会・課題本読書会参加者募集【日時】11月19日(水)午前10時~午後1時【場所】国民宿舎つくばね【昼食代】1200円【課題本】「テニス・コート」角川文庫/曽野綾子著※見学も歓迎します。■申し込み・問い合わせ佐藤?43・1463文芸いしおか市民の皆さんからの作品(俳句・短歌・俚謡・市民ずいひつ)を募集します。投稿をお待ちしています。◆送付先〒315─8640石岡市石岡一丁目1番地1石岡市役所市長公室秘書広聴課「文芸いしおかコーナー」係まで27広報いしおか10月1日号№216