ブックタイトル広報なか 2014年9月号 No.116
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広報なか 2014年9月号 No.116
広報なか9月号23【短歌】那珂短歌会片岡明選水戸学の礎学ぶ講座にて幽谷ゆかりの芳野を歩く川上恵美子日中の雨にノルマを果たせずや明かりに拠りて油蝉鳴く加藤要夏さなか穂ばらみはじめし陸稲が風に波立ち涼しさを呼ぶ大森勝代勝ち負けの先にあるもの探しつつ高校球児の夏は過ぎ行く梅沢悦子炒豆を美味しいねえと食べたるは五歳の頃の午後のおやつに塙紀子履くほどに飛び交う蛍を谷間の田んぼに母と眺めし杳き日小坂けい子水戸の空を洗いしごとく雷雨去り黄門祭り花火上がれり草野豊子の部屋に冬陽さしおり捲られぬままのカレンダーに心のゆらぐ池田美代子真夏日の列車の汽笛に驚いて白鷺つぎつぎ高く翔びたり大森満姉逝きて心に風の吹き止まず無為に時間の過ぎてゆくなり大森勝代飛びて来しセシウム稲の穂につきて良からぬ噂の口火を切りぬ片岡明秋されば揃いのドルマンスリーブに装い妹と食事に行かん池田美代子【俳句】あせび句会鮎焼いてふる里自慢してゐたり桜井筑蛙健やかの願ひを込めて梅を干す飯島京子豊かなる友の畑で紫蘇を摘む藤岡みち子丸木橋渡り蛍の群を追ふ筒井かよ子峰雲や術後の運動グーチョキパー浅野とし子街角のロックンロール夏祭り松井節子百日紅風吹き抜ける切り通し高畠久美子虹の橋神が筆とる絵画かな小澤佐代気の合へる四人で挑む草取女益子春子清流の音に風来る露台椅子雨宮文枝荒梅雨に鴉も影をひそめけり?野祝子みんみんや白さ際だつ天守閣宇佐美和子妻病みて茄子のぐんぐん太りけり大森満戸籍のまどでは、新生児と亡くなられたかたの氏名などを掲載していますが、不正使用や目的外使用防止の観点から、ホームページ上での掲載はいたしませんのでご了承ください。