ブックタイトル広報つくば 2014年9月号 No.526

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概要

広報つくば 2014年9月号 No.526

特集(総合運動公園/塚本隊員の南極だより)広報つくば2014.9.1(平成26年)で(仮称)つくば市総合運動公園~情報発信コーナー~総合運動公園整備に向けて、基本計画策定委員会を開催しています。○基本計画策定委員会とは「市民に愛され、だれもが気軽にスポーツを楽しめる総合運動公園」を整備するため、大学・スポーツ関連の学識経験者、市民代表、研究機関、民間企業などで構成される委員会において、基本構想に固執することなく、基本計画策定に向け検討しています。○基本計画策定委員会の開催状況○第1回策定委員会では、市民・各種団体からの要望や基本構想のパブリックコメントを含め、総合運動公園整備に対する市の考え方を説明しました。○第2回策定委員会では、基本構想を踏まえ、基本方針の設定や導入施設に対して検討しました。○第3回以降は、第2回に出された意見について整理し、検討するとともに、施設の配置計画と概算工事費等を検討し、基本計画の素案をまとめていきます。○今後、11月までに委員会を3回開催する予定です。第2回基本計画策定委員会(8月1日開催)第2回基本計画策定委員会で各委員から出た主な意見基本方針に対する主な意見導入する施設に対する主な意見○学校体育も含めた教育の拠点とする○導入する運動施設については、周辺の整備状況も踏まえ、規模を○「つくば市ならでは」を大切にする検討してはどうか○市民が利用しやすい施設とする○ジョギングコース等の付帯施設についても検討が必要である○パブリックコメント等の市民意見もよく検討する○ITのインフラ整備は必要である○既存林の活用や筑波山の眺望等の環境・景観へ配慮する○陸上競技場は、規格の縮小も検討してはどうか○20年後も見据えた施設づくりとする○計画の成功について、稼働率等により定量的に判断する必要があ○市民の方が気軽に利用でき、なおかつ国際大会を誘致するためには、るのでは工夫が必要であるより良い総合運動公園の整備を目指して、他自治体の運動公園を視察してきました○開成山公園(福島県郡山市)の各運動施設は、東日本大震災時、野球場は災害対策本部、陸上競技場は避難所やヘリポート、体育館は支援物資等の倉庫として活用されました。今後懸念される首都直下地震などの大規模災害時を考慮すると、つくば市でも必要な機能であると感じました。○中台運動公園(千葉県成田市)は、体育館ではインターハイ準備に追われる傍ら、平日の日中にもかかわらず、他の施設では幅広い年齢層の利用があり、市民の憩いの場としてにぎわっており、つくば市でも、総合運動公園が市民の憩いの場となるよう整備したいと感じました。引き続き、総合運動公園に関する情報は、広報つくばや市ホームページでお知らせしていきますので、ぜひご覧ください。問総合運動公園整備推進課塚本隊員(つくば市職員)の南極だより6問科学技術振興課H「塚本隊員の南極だより」で検索こんにちは。第55次南極地域観測隊越冬隊員の塚本健二です。第55次隊には、つくば市から私の他、夏隊として4人(豊田・植田・松下・古賀)が参加しています。今回は越冬交代式や夏隊との別れ、そして越冬成立についてお伝えします。私たち第55次越冬隊は、平成26年2月1日に第54次越冬隊と越冬交代式を行い、昭和基地の維持・管理を越冬交代式(昭和基地)引き継ぎました。時が経つのは早いもので、私たち第55次隊は昨年12月中旬に昭和基地に到着してからあっという間にこの日を迎えました。1次隊から脈々と続く南極観測のバトンを、途切れさせることなく次隊へ引き継がなければと思うと身も心も引き締まる思いです。54次越冬隊見送り(昭和基地員)越冬交代式が過ぎるとヘリコプターで54次越冬隊、55次夏隊・同行者の「しらせ」への帰艦が始まりました。私たち越冬隊員と夏隊員とは昨年3月の隊越冬成立集合写真(昭和基地)員候補者合宿から1年もの間、苦楽をともにしました。ヘリポートではお互いの新たなスタートにエールを交換すると共に人目もはばからず涙を流しました。そして、2月8日の最終便をもって昭和基地は越冬隊24人体制となりました。「しらせ」が日本に向け本格航行に入り、一段落した2月18日には越冬成立式を行いました。昭和基地の広場に整列した各隊員は牛尾越冬隊長に名前を呼ばれると力強く返事をし、24人で1年間昭和基地を守るとともに、南極観測事業の最前線で活動できる喜びと責任をあらためて感じました。もに極地研)そして第54次越冬隊の井隊員(気象庁)は南極での任務を終え活躍の場を日本に移しています。隊員の皆さんと南極観測事業の最前線でご一緒できたことに感謝するとともに今後のご活躍を昭和基地よりお祈り申し上げます。福島ケルン慰霊祭(昭和基地)最終便見送り(昭和基地)その後、福島ケルン慰霊祭を執り行い、基地の建物から約100M離れた位置で遭難し亡くなられた故福島紳隊員(第4次隊)のご冥福をお祈りするとともに、越冬生活の安全を祈願しました。現在、第55次夏隊として参加した古賀隊員(産総研)、植田隊員(国土地理院)、豊田隊員、松下隊員(と集合写真(昭和基地)4