ブックタイトル広報いしおか 2014年9月1日号 No.214
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広報いしおか 2014年9月1日号 No.214
石岡東辻が華唄は磯節みごとな調べ音色波間を越えてゆく南台月乃香倶耶姫孫の未来に幸多かれと願う七夕笹飾り若松川崎洋子浴衣娘の花火の宵は下駄の音にも良いリズム貝地前島くに子山車の綱曳く一緒に孫と守るつもりが守られる国府篠原美千代夕べ見た夢話せる人も無くて避暑地の涼み台国府大西和子今年こそはと七夕星に縋すがり祈った拉致家族柿岡野口由紀子牛が草食む緑の谷間眠くなるよな好天気下林加藤弥生浮世七坂身を粉に稼ぎ願う新居で古希の老水戸藩の恥打田昇三維新の先端を切った筈の水戸藩は天狗党事件の処理を誤り混乱した。藩主の慶よしあつ篤は責務を放棄し謹慎だけしていた。慶應二年一月、前の掛川藩(譜代・五万石)藩主で何度も老中を務めた太田資すけもと始が時の老中・水野忠ただきよ精を訪ねて慶篤の謹慎を解くように頼んだ。ところが水戸藩士の中には此の好意を疑うヒネクレ者がいて怪しんだ。是を知った太田資始は怒って幕府に苦情を申し入れたと言う。資始は、春かすがのつぼね日局に縁のある堀田氏から養子に来たのだが、太田氏は清和源氏で平家物語でも活躍した源三位頼政の子孫を称しており系統上は柿岡に居た太田三楽斎と同系である。何よりも徳川家康の命令で徳川頼房の養母となった英勝院お勝の方の家系なのであるから水戸藩士が生意気な事を云う筋合いではない封。建的な江戸時代に藩士が意見を言えるのは進歩的なのかも知れないが、廃藩置県で茨城県が「三等県」にされたのは収拾がつかなかった為と言われるか大谷津海老澤明子立ち日とふ言葉を知りぬ帰るなき旅に立たせて百箇日経て茨城大澤酉雄蕎麦畑の中より小さき蛙の子歌を唄ひぬ筑波を眺め高浜大嶋全江入居者を待ちてはためく「ル・モン」の名わが家の前の畑にまぶし府中赤津美智子今あるがままを幸とす合歓の花泉町石神秋羅丹念に生きて傘寿の梅を干す細谷松﨑淑子夏シャツをアイロン掛けて診療所総社一色しのぶ来し方を記録して行く蝸牛部原久保田好子ミニサイズシニア向きかな冷奴俳句文化協会だより市民ずいひつら「船頭多くして船山へ上る」ような状況が水戸藩にあったのかも知れない。何事も「過ぎたるは…」である。府中山口文子笠間路の降りみ降らずみ山並はうすむらさきに霞たなびく泉町藤岡みつ子施設での暮し運さだ命めと思えどもひたに恋しき住みなれし家短歌いしおか俳句同好会やさと俳句会瓦会山崎景子無造作に置かれ石棺木下闇吉生土佐汀風梅雨明けて古代民家や尚燻す山崎荒井栗山遠く来て憩ふ大樹や?時雨石岡短歌同好会八郷短歌会片野小野瀬もとざわざわとシャーシャーと雨降らす音桑食はむ蚕の夢過よるぎなり山崎鈴木菫酢飯味口に合う頃となりて来し梅雨明け間近に大虹かかる柿岡小林渥子買はずとも目を肥こやさむと訪ふ店に対つのいマネキン秋を装ふ俚謡投稿作品石岡俚謡会北根本大塚豊子裏山のキジの一声梅雨晴間下林鈴木誠孫来たる七夕飾る久々に山崎荒井幸子九十六を過ぎたる義父の手解きに夫が勤しむ松が枝剪定東成井小島せん手を打てば山彦帰る古里の山ははるかに我を見て居る山崎鈴木君江ひと刻をもつれ合いつつ飛ぶカラス二手に別れ点となりゆく●太々神楽保存会・太々神楽奉納【日時】9月7日(日)・8日(月)午後7時~11時【場所】柿岡八幡神社神楽殿※毎年、旧歴8月15日(中秋の名月)の夜に神楽舞が奉納されます。■問い合わせ木村?43・0084●石岡大正琴愛好会・大正琴演奏会【日時】9月28日(日)午前11時から・午後2時から【場所】県フラワーパーク※会員の日ごろの成果を発表します。ロマンあふれる大正琴の音色をお楽しみください。■問い合わせ沖田?24・0588文芸いしおか市民の皆さんからの作品(俳句・短歌・俚謡・市民ずいひつ)を募集します。投稿をお待ちしています。◆送付先〒315─8640石岡市石岡一丁目1番地1石岡市役所市長公室秘書広聴課「文芸いしおかコーナー」係まで23広報いしおか9月1日号№214