ブックタイトル広報いしおか 2014年9月1日号 No.214

ページ
17/24

このページは 広報いしおか 2014年9月1日号 No.214 の電子ブックに掲載されている17ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

広報いしおか 2014年9月1日号 No.214

(写真1)よく見ると黒い細かい粒が集まったゴマのようなものも見付かります。これは龍神山付近の岩石の特徴です。板に割れる性質も石室に適していて、石室の岩石が暗灰色に黒いゴマが散っていれば、龍神山の近くから運ばれたとすぐ分かります。(写真2)白い部分には砂粒や小石も見えます。波の影響の及ばない深い海底では、普段は陸から砂などの粗い粒は運ばれませんが、多量の水と混ぜた状態では、深海まで堆積物が移動することができます。そうすると、理科の実験のように粒の粗いものから沈んでいき、最後に泥が落ち着くというわけです。の堆積物が地震などの衝撃で土た地層です。世界を訪ねてみましょう。龍神山付近の地層は、陸近く瓦谷の鳴滝をつくる岩もよく似次回は大地の深部のマグマの繰り返す縞しまが見えます(写真2)。砕石に使っています。ちなみに場の岩を見ると、黒と白の部分を龍神山ではこの地層を採取してをつくっていきました。龍神山霊園の南方にある駐車岩(筑波変成岩)となりました。な竜のように日本列島の屋台骨深海でできた波付岩は鉱物の結晶となり、硬い変成日本から九州まで横たわる大きまで広く運ばれていました。マグマの熱影響で地層の泥や砂上げられた地層は、同時代、東より硬い石のない千葉県の北部筑波山付近では、後の時代のす。複雑にちぎれながらも押し材として有名で、県南部はもとができるのです。うに張り付き、地層をつくりま(写真1)。この岩石は古墳の石約1億年前までさかのぼることまるでヘラでこすり取られるよらとした光沢を放っていますています。つまり石岡の歴史もレートに運ばれて、大陸の縁に面は、細かな鉱物の粒がぎらぎのプランクトン化石が見つかっ深海に堆積した地層は、海のプを束ねたような割れ口の平らなころの中生代ジュラ紀や白亜紀本列島の姿もなかった中生代のが波なみ付つき岩いわです。暗灰色で薄い板いる八溝山地では、恐竜がいた陸へと移動します。日本海も日上にぽっこりつき出た大きな岩んが、同じ地層が広く連続してで、深海でできた波付岩は再び龍神山のすぐ南、染谷の丘の生物の化石が発見されていませ地球を被うプレートの働きやってきた竜きたと考えられます。市内には再び深海から陸へ1億年前の深海から石流のように深海へ移動してで?いしおかの大地の物語?2連載ジオ散歩矢野徳也(自然公園指導員)自然環境の調査や、学校などでの環境教育を精力山根まちづくりクラブから出された意見1観光振興によって雇用の創出ができれば人口流出に歯止めがかかると思われるが、そのためには、住民に「リスクを背負う覚悟」が必要である。2筑波山からの清流を観光資源にしてみてはどうか。3観光振興について恒常的な意見を出し合うような組織を創設してはどうか。4地元に残ってもらうために、盆踊り・餅つきなどの伝統行事を子供たちに伝承する必要があり、また、子供たちに里山の価値を教える教育が必要である。5果樹に関してブランド化を進め、観光果樹園については,利用者側に立った情報発信が必要である。的に活動している。タウンミーティング2八郷地区の観光振興?23・1111(内線212)秘書広聴課■申し込み・問い合わせ発な意見が出されました。参加者から、現状も含めて活がありました。見直しを進めているとあいさつあり、現在「観光振興計画」の樹」という市外に誇れるものが史跡」八郷地区には「里山・果市長から石岡地区には「歴史・について■ブテーマ12人八郷地区の観光振興■団体■開催日山5根月まち28日づくりクラ17広報いしおか9月1日号№214