ブックタイトル広報おおあらい 2014年8月号 Vol.512

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概要

広報おおあらい 2014年8月号 Vol.512

アクアワールド・大洗サメ図鑑トラザメ(トラザメ科)全長40cm分布:北西部太平洋名前だけ聞くと、凶暴で大柄なサメを思い浮かべてしまいますが、このサメはとてもおとなしく成長しても40cmくらいにしかなりません。茨城の海では普通に見られる種類で底引き網漁などに混獲されることも珍しくありません。水族館では入手しやすく、丈夫で飼いやすいうえに繁殖も容易にできるため、とても重宝しています。サメには卵を産むものと、子ザメを出産するものがいますが、トラザメは卵を産むタイプのサメです。卵を包む卵殻は長さ5cm、幅2cmほどの長方形で4隅にツルがあります。親魚は卵殻のツルを海藻などに絡みつけて産み出すことで、卵が潮に流されてしまうのを防ぎます。1回の産卵で産み出される卵は2個ずつですが、水族館では水温を一定に保って飼育しているためか、季節にかかわらず産卵してくれます。産み出された卵は約6ヵ月でふ化し、親と同じ姿の子ザメが出てきます。当館では親魚と一緒に、内部が観察できるように卵殻を加工した卵、幼魚を一緒に展示しています。卵の中で赤ちゃんが育つ神秘的な様子、小さな子ザメが一生懸命生きている姿も合わせてご覧ください。平成18年から大洗大使の名刺配布による大洗PRを行っていますが、新たに大使名刺を持参された方々に、幕末と明治の博物館・ゆっくら健康館・大洗マリンタワーのいずれかの施設を無料とする優待制度を開始しました。早速、稲葉大使からこの制度に対する投稿を頂きましたのでご紹介します。大洗大使の委嘱を受けて久しい。今般の大洗大使の扱いは、通常のケースを一歩抜きんでたもので、小谷隆亮町長の英断に感銘を受けました。すなわち、大使個人に対する優遇措置を越えて、大使の紹介者(含むグループごと)に当該施設を無料で開放するというものです。来街者も、その行為に宿泊、飲食、土産等に財を落としますし、町長の大使に対する信頼の証左ともなり、相乗効果は多大なものとして他の公共団体も研究中との情報を得ております。先きの四者協定(大洗町、秋田県にかほ市、筑波銀行、北都銀行)。茨城県では初のケースで、マスコミも大きく取り上げ、パブリシティ効果は抜群でした。私にも各方面から問合せがあり、嬉しいインセンティブを受けたものです。創意と誠意と熱意による大洗町の益々の発展を念じております。大洗大使稲葉正臣(兼水戸大使・いばらき大使・秋田県にかほ市宣伝大使)編集・発行●大洗町役場町長公室〒311-1392茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6881-275 ?029(267)5111㈹URL http://www.town.oarai.lg.jp/※この広報紙は、古紙配合の再生紙を使用しています。携帯電話からホームページにアクセスできます。「モバイルおおあらい」をご利用ください。→http://www.town.oarai.lg.jp/mobile/