ブックタイトル広報つくばみらい 2014年8月号 No.100
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広報つくばみらい 2014年8月号 No.100
3-次号は8月25日(月)配布開始-政運営を行うとともに、民間企業の経営方針の一つで、顧客満足度を高めるため、製品の向上だけでなく、働く人の質の向上や経営的課題にも組織的に取り組む「トータル・クオリティ・マネジメント」の考え方も取り入れ、市民満足度の向上を図ってまいります。これからの課題とその対応方針、取り組み将来の人口減も見据えた長期的目線で考えるみらい平地区の順調な開発により、子育て世代を中心に市全体の人口は増加しています。その一方で、従来からの地区では人口が減少しており、市全体での少子・高齢化などの課題もあります。私は、市の将来の人口に対して強い危機感を持って対処しなければならないと考えています。当市は都心から40km圏に位置し、都市軸道路の整備、常磐自動車道や平成27年度に県内区間が全線開通予定の首都圏中央連絡自動車道など、交通の利便性の向上が今後も見込まれ、発展するための大きなポテンシャルを持っていると考えています。そのことから、みらい平地区の人口増や従来からの地区での人口減、市全体での少子・高齢化などに対応するための短期的な課題に対する施策、そして、将来の人口減に備えた長期的な対策を講じる施策が必要であると考えています。子育て支援、教育環境整備の充実を短期的な課題に対してですが、私は「子どもは、まちの宝、まちの活力であり、子育て支援は非常に重要である」と考えています。本市の子ども・子育て支援を推進するため、今年度「子ども子育て支援計画」を策定し、この計画に基づいた子育て支援施策を展開していきます。あわせて、子どもの豊かな感性を育む人間形成と、児童・生徒の個性を伸ばし、基礎、基本を重視した学力の向上を目指す、小中一貫教育の内容の充実など、教育環境の整備にも力を入れていきます。また、高齢者の生きがいづくりや健康維持、そして、市のPRや企業誘致、市外に向けたシティプロモーション事業の推進、通学路の安全確保などの道路整備などの課題に柔軟かつ迅速に対応していきます。将来に渡って長く住み続けられるまちに長期的な課題への対応としては、10年、20年先の課題として、人口が減少し市から活気が失われないようにすることが大切であると考えます。特に、若者をはじめとする市民が、都会へ出なくても市内に働ける場所を確保することや、今の子どもたちが大人になっても住み続けられる環境づくりが非常に重要だと考えています。そこで、市の経済発展や、雇用の場を確保するため、本市の立地条件を最大限活用し、新たな企業が進出するための受け皿づくりとして、工業用地の確保に取り組んでいきます。4つの重点施策ようこそ!〝みらい?のまちへ人や企業を引きつける都市としての魅力、優位性を確立するため、優良企業や先端産業などの誘致を進めていきます。その施策として、現在、新基本計画や都市計画マスタープランで、複合産業地域として位置づけられている福岡地区に、企業立地の受け皿づくりのため、新たに約32haの工業用地の整備を、市が主導していく方針としました。また、市のPRとしてシティプロモーション事業を進め、農産物のブランド化や市特産品の販売の促進に努めるほか、新たな市民を呼び込むための定住促進事業も推進していきます。いいよね!生活便利な〝みらい?のまちへ子どもから高齢者まで、誰もが暮らしやすい環境や子どもを安心して育てられる環境の整備を進めていきます。その施策として、保育所の待機児童をゼロにする対策や子育て支援センターを新設します。また、子育て世代の医療費負担軽減を進め、子どもや高齢者が安全に移動できる歩道空間の整備を「歩道整備基本計画」に基づき、効果的・効率的に進めていきます。希望があるね!明るい〝みらい?に投資するまちへ教育環境の充実を図り、子どもから高齢者まで健康で暮らせる、希望の持てる未来へ投資する施策を進めていきます。その施策として、学校施設の耐震化など、教育環境や教育内容のさらなる充実を図ります。また、高齢者一人ひとりが生きがいを持てる環境の整備、予防接種制度の拡充や検診制度の充実なども進めていきます。安心だね!量より質を重視した〝みらい?のまちへ市民との信頼関係を高め、将来にわたり持続可能な質の高い自治体を目指していきます。その施策として、市政の主役である市民の皆さまと行政との協働はもちろん、市民相互の協働も働きかけながら地域力を引き上げ、ふれあい豊かなまちづくりを進めていきます。また、災害に強いまちづくりとして、地震や台風などの自然災害にも慌てることのない、安心で安全に暮らせる環境づくりを進めていきます。行財政運営についても、少子・高齢化社会の進行が今後も予想されるため、行財政組織運営全般について、将来を見据えた簡素で効率的・効果的な行政運営を確立します。そのため、今年度は「つくばみらい市行財政改革大綱」の見直しを行い、行財政改革を推進していきます。おわりにこれらの施策の実施にあたっては、効率的な行財政運営に努め、これまで同様、市役所は市内最大のサービス機関として、また、市民に最も身近な行政機関として、市民の皆さまから共感が得られる市政に取り組んでまいります。そして、大きな施策目標である「〝みらい?を担う子どもたちに誇れるまちづくり」の実現のため、「住んでよかった」、「住み続けたい」まちづくりを進める所存でございます。(発言内容を要約して掲載しています)