ブックタイトル広報みと 2014年8月1日号 No.1339

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概要

広報みと 2014年8月1日号 No.1339

学校3年)は「プロジェクト委員の皆さんと力を合わせて、スムーズな運営をし、参加する各校の良さが出るような合唱祭にしていきたい」と話します。また、委員の柴沼優衣さん(赤塚中学校3年)は「自分たちなりの企画・運営で、良い舞台を作っていきたい」と話します。委員の皆さんは、開催に向け、力を合わせて意欲的に取組んでいます。一人一人の能力に応じた習熟度別学習や、次世代エキスパート育成のための学習会、学習・生活習慣を確立するための啓発の3つからなる「さきがけプラン」で、子どもたちの学力向上を図ります。●さきがけプランの取組み赤塚小学校「放課後子ども教室」赤塚小学校では、さきがけプランの一環として、「放課後子ども教室」を、毎週木曜日の放課後に実施しています。この教室は、地域の方や保護者、大学生と連携することで、子どもたちの興味・関心を引出すような授業を行い、学ぼうとする意欲の向上を図ることを目的としています。対象は4~6年生で、参加を希望する約50名が参加。今年度は、これまでに、百マス計算、国語辞典のひき方、都道府県クイズ、野菜クイズなどを各学年ごとに行っています。参加している児童からは「役に立つことがたくさん覚えられる」「友達同士で教え合いながら学べるのが楽しい」などの声が聞かれました。同教室に、地域コーディネーターとして参加している石井要行さん(元高校教諭)と眞貝野理子さ個に応じた学習指導の充実子どもたち一人一人の学び方の違いに応じた指導を行うことを目的として、市は「学力向上サポーター」を全市立小学校・市立中学校に配置。個人の習熟度に応じた学習や少人数指導など、きめ細かな指導を行うことで、子どもたちの学習意欲を高めています。次世代エキスパート育成事業各分野の「エキスパート」として、国内や世界で活躍できる人材を水戸から輩出することを目指し、市立小学校6年生と市立中学校1年生を対象に、学校を越えた学びの場を設けています。各自の興味や関心に基づいて選択した教科の学習会を行うほか、全体研修として、水戸教学や市英語指導助手と放課後子ども教室の様子上…地域コーディネーターの石井さん(左)と眞貝さん(右)左上…分からないところはお互いに教え合います左…茨城大学の学生が講師。教室はとても明るい雰囲気の英会話などを行っています。また、市内の高校や水戸芸術館、市立博物館などと連携を図りながら、各教科をより深く学んでいます。子どもたちは、これらのことを互いに切せっさたくま磋琢磨しながら学ぶことで、より難しい課題にもチャレンジしようとする姿勢を身に付けていきます。学習や生活習慣を確立するための啓発家庭での学習習慣や、早寝早起きなどの規則正しい生活習慣は、学力を向上させる重要な基盤となっています。市では、子どもたちが、望ましい学習習慣・生活習慣を身に付けることの重要性について、保護者向けのリーフレットを作成。すべての市立小・中学校を通して全家庭に配布しています。また、このほか、地域と一体となって、放課後における学力サポート事業を進め、基礎学力の定着を図るなど、子どもたちの健やかな成長を支えていきます。ん(PTA会長補佐)は「学習のきっかけづくりとなるとともに、本当に子どもたちのためになることを伝えていきたい」と話します。2学期以降は、児童がそれぞれ興味のある教科に関連したことを選択して学べるよう、工夫を凝らした授業内容を計画しています。また、同教室を企画した住谷正己校長先生は「地域と一体となってより良い学校を作っていきたい」と話します。保護者の方にも「子ども見守り隊」として授業に参加してもらうことで、保護者同士でコミュニケーションを取りながら、子どもたちの学習をサポートしてもらっているそうです。さきがけプラン特集水戸スタイルの教育昨年度、算数・数学コースに参加した山田侑奈さん(緑岡中学校1年)は「算額を作ろうコンクール」で奨励賞を受賞しました。7 2014. 8. 1広報みと