ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

広報なか 2014年7月号 No.114

6「保健師」って何?◆市民の健康づくりスタッフ◆ 保健師は、所定の専門教育を受け、「保健師助産師看護師法」による国家資格を取得した者です。地域、職場、学校において保健・看護の専門家として、健康教育や保健指導などを通して、疾病の予防や健康増進などの公衆衛生活動を行います。 保健師の働く職場はさまざまですが、その多くは「企業保健師」「学校保健師」「行政保健師」の三つに大別されます。そのほか、介護福祉施設などで高齢者福祉サービスに、保育所などの児童福祉施設で乳幼児福祉サービスに従事する保健師もいます。また、保健師免許を取得するためには、看護師国家試験にも合格する必要があり、看護師として働いている保健師もいます。○企業保健師は、その企業で働く労働者の健康管理を行い、労働者が安全に健康的に働くことができるようにサポートします。職場の衛生環境の改善などにとどまらず、生活習慣病予防からメンタルケアまで、幅広く労働安全衛生のコーディネーター的役割をしています。○学校保健師は、学校を職場とする保健師で、養護教諭と異なり教員免許を必要としません。健康診断やけがの処置、健康相談など学生や職員の健康管理が主なものとなり、企業保健師に近い役割を果たしています。○行政保健師は、保健所や市町村行政において、地域住民の健康増進のため、妊婦や乳幼児の母子保健、働き盛りの人や高齢者の健康を守る成人保健、さらに精神障がい者の保健サービスなどの精神保健、高齢者を包括的に見守る福祉サービスなどを実施しています。■那珂市の保健師はどんなことをしているの?◎母子保健母親学級、乳幼児健康相談、1歳6か月健康診査、3歳児健康診査、乳幼児家庭訪問、各種の予防接種、その他の妊婦や乳幼児に関する健康相談や保健指導など◎成人保健各種の健康診断や検診後の保健指導、生活習慣病予防のための健康相談や家庭訪問など◎精神保健こころの健康相談や家庭訪問、自殺予防対策の教室や講演会など★健康推進課(保健センター)では1歳6か月健診時の様子総合保健福祉センター「ひだまり」 高齢者の生活を支えるために地域包括支援センターや介護保険関係機関と連携を図りながら、福祉や介護サービスの調整や高齢者に関する総合的な相談業務を担当しています。★介護長寿課では すべてのこどもが心身ともに健やかに成長するために、こどもの発達に関する心配事や子育ての悩みの相談など、こどもの発達に関する総合相談窓口を担当しています。★こども課(こども発達相談センター)では健康推進課健康増進グループ(総合保健福祉センター「ひだまり」内)緯270-8071問い合わせ