ブックタイトル広報おおあらい 2014年7月号 Vol.511

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概要

広報おおあらい 2014年7月号 Vol.511

おおあらい俳壇●加藤宗一選濁り鮒背びれくねらせ跳ねにけり初夏の瀬や小さき鮒の泥煙さいたま市 大洗大使 稲葉峻山花巡る一会の人と笑み交し剪定の庭師も身軽更ころもがえ衣寺釜 田崎国勝〔評〕更衣とは冬から春にかけて、着用していた衣類を着かえることをいう。大分暖かくなったので、庭師の仕度も軽装になり、動きが身軽に見える。山間の薄き木洩れ日著しゃ莪がの花俄にわかあめ雨二重にかかる春の虹新町 岸和田和子〔評〕にわか雨は急雨とも言ひ、にわかに降って来てすぐやむ雨、虹は夏の季題になっているが、この場合は珍しく春であった。それに二重にかかるのも珍しい、自然の営みに感動した一句。木造の校舎健在ほととぎす路地抜けて暮鳥の碑あり蝶の昼髭釜 川崎京子〔評〕山村暮鳥の「老漁夫の詩」の碑はかつて詩人が住んでいた跡地に建てられているので、狭い路地を通り抜けてゆかなければならない。作者が訪ねた時は、のどかな日射しの中に蝶だけが遊んでいた。車椅子押す手にこぼる桜かな咲き満ちて水面隠せり花菖蒲金沢町 猿田俊子花御堂飾りて閑な寺の午後里山の景四よも方にありつつじ山角一 鈴木さた潮引けば搗かじめ布浮きゐる潮だまり窓開けて部屋いっぱいに初夏の風東光台 田中勝枝病むわれに励ましくれし花便り休日や老若男女磯遊び明神町 小松崎美代ほたるがね ひからせてるよ よるのそらこすもすくーる いそべみおアジサイの  むらさきいろの はながさくこすもすくーる たかさきすいおいしいよ オレンジいろの メロンだよこすもすくーる さいとうゆうりおおきいな あまいスイカが  みどりだよこすもすくーる あらかわしゅんあかいろの おにわのトマト すっぱいなこすもすくーる おにざわひかるあめのあと にじきれいだな はなのうえこすもすくーる さとうちひろサクランボ ハートのかたち おいしいなこすもすくーる たなかあんなかたつむり ゆっくりうごく かわいいなつゆの日々 早く夏こい そとあそび大洗小三年 菊池愛かささして ながぐつはいて つゆの道大洗小三年 角田華焼そばを 食べてお祭 思い出す大洗小五年 川崎馨つばめの巣 今年はあまり 見掛けない大洗小五年 川崎響夏の夜 かすかに聞える 波の音大洗小五年 田中理夢六月は 静かな音で 雨がふる大洗小六年 石井綾佳- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -選者の句暮鳥碑に虞ぐ美び人じん草そうの薄き紅ほととぎす初声を聞く海の町ぼくとわたしのちびっ子ギャラリー願いを込めて短冊作成!!第一保育所うめ組5歳児七 夕願いが叶いますように・・・☆彡(15) 広報おおあらい 2014. 7. 9