ブックタイトル広報 常総 2014年7月号 No.103
- ページ
- 16/22
このページは 広報 常総 2014年7月号 No.103 の電子ブックに掲載されている16ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 広報 常総 2014年7月号 No.103 の電子ブックに掲載されている16ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
広報 常総 2014年7月号 No.103
16夏の車中は脱水状態になりやすい 車の中は、体を動かさない狭い空間。エアコンに頼った温度調節。集中をよぎなくされるドライバーの状態。夏の車の中は「かくれ脱水」になりやすい環境です。★「かくれ脱水」とは? 脱水症は進行するまで、これといった症状が出にくいのが特徴です。脱水症になりかけているのに、本人や周囲がそれに気がつかないため、有効な対策が取れていない状態を「かくれ脱水」と呼びます。実は「かくれ脱水」になっているのに、今までそれが気づかないままに放っておかれることが多かったのです。★飛行機の中と同じ。 渋滞時の車内環境 渋滞時の車内は、エコノミークラス症候群を誘発する飛行機の中の環境と似ています。夏の車中は、かなり深刻な「かくれ脱水」になりやすい環境であり、しかもそれが自覚しにくい、脱水状態が進行しやすい環境でもあるのです。★実践できる車中での対策とケア 高齢者や小児のいるご家庭でのドライブの場合、車内での席決めも重要なことです。??ふくしゃ射熱(太陽の光の熱)のことを勘案し、席の中で直射日光が当たりにくい場所を選んで座らせてください。最近では、窓に貼っても透明なまま遮熱するカーフィルムもあり、そうした商品を活用して??射熱の少ない場所をつくるのもいいかもしれません。 高齢者の水分補給については「50?100ミリリットル」を1時間に1回飲むことをおすすめします。この感じが、いわゆる「こまめな」「ちょっとずつ」という表現に近いのです。 休憩所に駐車したら、小児や高齢者を車中に残さず、家族全員で車外へ出て少し体を動かすこと。そしてできれば軽い食事と、しっかりした水分補給。食べ物から水分と塩分そして少量の糖質を摂ることが、長いドライブ時の体調をケアします。高齢者や小児を含む車中対策・スポーツドリンクや経口補水液を常 備する・透明ながら遮熱する窓用フィルムを 貼る・高齢者の場合、1時間に1回は50? 100ミリリットルの水分を摂る・休憩時に食事を摂る・休憩時に外に出て体を動かす車中における脱水状態の初期サイン・口腔内が乾いてくる・わきの下が乾いてくる・手が冷たく感じる・集中力が欠けてくる・手や脚の筋肉がつる 車内で体がだるいと感じたり、脚がつったり、体がふらっとしたときなどは、既に脱水状態の初期サインです。この状態を予測して、その前段階でさまざまな対策をとることを心がけてください。※かくれ脱水JOURNALサイト(教えて!「かくれ脱水」委員会)より抜粋http://www.kakuredassui.jp/「かくれ脱水」にご注意 *旬の食べ物*【枝豆】 枝豆は大豆を未熟なうちに収穫したもので、豆類ではなく、野菜類として扱われます。栄養素はタンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、食物繊維、鉄分、などが含まれます。枝豆は収穫直後から鮮度が落ちるので、枝つきの鮮度の良い物を選び、できるだけ早く食べると良いでしょう。