ブックタイトル広報いしおか 2014年7月1日号 No.210
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広報いしおか 2014年7月1日号 No.210
若 松 川崎 洋子春の増税 かけこみ出費 すでに節約 忘れてる 石 岡 東 辻が花出雲神さま あなたが頼り 少子社会の 縁結び 国 府 篠原美千代無事に定年 身の幸せを 妻と分け合う 花見酒 国 府 大西 和子寿司で外交 オバマと安倍が 食べて探った 腹の中 杉 並 助川 浩史春に再開 三陸線の 風も列車の 後を押す 柿 岡 野口由紀子風をはらんで 千尾の鯉が 泳ぐ新緑 山の谷 下 林 加藤 弥生粋に着こなす 大島紬 繁盛旅館の 名女お か将み 府 中 稲田 すみ苦節三年 災害越えて 燃やす復興 血は躍る幸福の正体 打田 昇三 西暦一七六一年にデンマーク国王フレデリック五世が「幸福のアラビア」と呼ばれていたイエメンに探検隊を派遣した。隊員は大学教授二人に天文学者、数学者(軍人)、記録する画家の五名である。主都コペンハーゲンから海軍艦艇で北海、地中海を抜けてイスタンブールに行き船を乗り換えカイロ経由スエズから紅海沿岸のアラビア半島各地に寄りながら南端に位置するモカに至る予定であったが、探検の目的は「幸福」に何かがあると錯覚したものらしい。 長い船旅、未知の世界、炎熱の砂漠地帯、イスラム化した地域で拒否されるキリスト教徒、現地の閉鎖性、妨害行為に過酷な環境で病魔に侵された隊員が次々と倒れ探検から無事に戻ったのは僅か一人であった。「幸福」は何処に有ったのか?実は「イエメン」と言うのは現地の言葉で「右側」を意味するらしい。方位を決める際にアラビア人は東を向くので「イエメンは右手の国」だとか幸福になるものなど最初から無かった。お気の毒 府 中 山口 文子湯袋の峠の木苺手折り来て教へてくれし友は何処に 茨 城 大澤 酉雄いつのまに八十歳の坂くだる俺の人生短くもあり 高 浜 大嶋 全江忘れずに枯草のけて土手そめぬ花大根は義父のかかはる若 宮 今川 武男菖蒲湯で永き年月想ひをり若 松 城下 稔 充実の日を締めくくる豆ご飯 井 関 坂本 ふく葱坊主老農同志立話東光台 野村 洋子遠き飢え赤らんで来る俵ぐみ府 中 土井 湧輔母の日や怒られたくて訪ねけり俳 句文化協会だより市民ずいひつにという他はない。あまり知られていない出来事だが昭和六十年代に「幸福のアラビア探検記」日本語版が出されている。大著書である。 泉 町 藤岡みつ子里山の木漏れ日に咲く片栗はうす紫の花弁はねあぐ 大谷津 海老澤明子わが庭にことしは咲かぬ黄水仙汝なが新墓を飾ることなし 短 歌いしおか俳句同好会やさと俳句会 下青柳 高橋 青穂眺めよき湖畔の宿の夏座敷 川 又 川又 渓二句碑涼し伝統俳句揺るぎなし 瓦 谷 石田誠一郎花椎の強き香りに迎へらる石岡短歌同好会八郷短歌会 月 岡 菱沼む免子咲きそめし牡丹一輪供えたる仏前にほのかな香り漂う 片 野 小野瀬もとはなやかに並ぶ蘭展その中に咲きて清しき春蘭の花 柿 岡 小林 渥子断るは一時なるに曖昧に言葉にごしてのちの憂鬱俚 謡投稿作品石岡俚謡会 下 林 鈴木 誠 汗流し菖蒲湯浴び酔う夕べ 嘉良寿理 島田 浩翆大いなる筑波を楯に青田波 山 崎 荒井 幸子認知症の進みし義母が又問へるお風呂に行く日はいつになるやと 東成井 小島 せんつい此の間九十六才の誕生日迎えて急に老いを感ずる 柴 内 羽生 俊新斎場完成したる安んずるや生ある限り何時か使用す 山 崎 鈴木 君江畦行けば植田を渡るそよ風に幼き苗の時にひらめく●石岡市民謡舞踊連合会・第36回夏祭り民謡・舞踊夢の競演【日 時】7月13日(日)開演午前9 時30分【場 所】市民会館 大ホール【入場料】無料※会員の日ごろの成果を発表します。気軽にお出でください。■問い合わせ藤岡 ?26・1074●石岡俚謡会・定期月例会【日 時】 毎月第2日曜日 午前10時から【場 所】 市民会館※都合により変更になる場合があります。■問い合わせ助川 ?24・2237文芸いしおか 夏祭り民謡・舞踊夢の競演23 広報いしおか7月1日号 №210