ブックタイトル広報 稲敷 2014年7月号 No.112

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概要

広報 稲敷 2014年7月号 No.112

3 広報稲敷平成26年 7月号方があります。豊ノ島関は身長168cmで活躍していますよ。」ーー 得意な技を教えてください。霧嵐「『押し』には自信があります。」ーー 一日の流れを教えてください。霧嵐「朝は午前6時に起床します。午前7時から稽古で汗を流し、午前11時頃に朝昼兼用の食事をします。午後4時まで休み、掃除をして、ちゃんこ当番のときはちゃんこを作り、それ以外のときは休憩またはジムなどで汗を流しています。午後6時に食事をして、片づけ、その後は自由時間です。」ーー プライベートについても少しお教えてください。音楽が好きということですが、好きな音楽は?。霧嵐「アーティストではB?z、BOOWYが好きです。特に好きという曲はなく、ランダムで色々聞いています。」ーー 稲敷市に住んでいる友達とは交流がありますか?霧嵐「住み込みなので今は稲敷市には戻れないのですが、facebookで交流しています。」ーー 好きな女性のタイプを教えてください。「特にこれといったタイプはいないですが、黒髪の似合う子が好みです。」ーー では、最後に今後の抱負と稲敷市民へ一言お願いします。霧嵐「まずは幕下に定着し、十両を目指します。これからも精進して、稲敷市のみなさんの期待に応えられるように頑張りますので応援よろしくお願いします。」時間もとても長く感じました。今は稽古で辛いことはありませんが、怪我で不調になることが辛いですね。」ーー 今場所も怪我を押しての出場でした。具合はどうでしょうか?霧嵐「膝を痛めてしまい、テーピングをしているのですが、まだ調子は悪いです。」ーー (力士は)膝を痛めやすい方が多いと聞きますが、霧嵐さんも?霧嵐「もともと膝は弱く、入門時からの悩みです。17、18、19歳と連続で膝を怪我してしまいました。ひどかったのが19歳の時の右膝前十字靭帯断裂で、治るのに時間がかかるため、手術はしないで、保存療法にしました。左膝は生まれつき皿が浅くてずれやすいので、稽古でも本場所でも悩みの種です。」ーー 「霧嵐」という四股名の由来を教えてください。霧嵐「怪我が続いたときに、『四股名を変えてみたらどうだ?』と師匠から言われました。師匠から候補を出していただいて、その中から直感で選びました。」ーー 目標としている力士はいますか?霧嵐「目標ですか…。参考にしている力士はいます。幕下では鳰の湖(におのうみ)、幕内では豪風関(たけかぜ)。自分と同じ小兵力士なので戦い方を参考にしています。相手の懐に入るのが上手いです。」ーー 小柄なのをハンデに感じますか?霧嵐「身長はあったほうがいいとは思いますが、ハンデとは思いません。小兵の戦いきから?霧嵐「中学3年の夏に、岐阜の合宿へ呼ばれたことが相撲を始める決め手となりました。もともと一人立ちしたい気持ちがあり『勝つも負けるも自分の力で決まる』、ごまかしがきかない世界であることを合宿中に肌で感じて入門を決めました。中学3年の3学期から、校長先生の許可をもらって陸奥部屋に通い始め、本格的に相撲を始めたのもこの時からです。両親からも入門を勧められました。」ーー 相撲をしていて辛いこともあったのでは?霧嵐「入門後しばらくは『ぶつかり』(稽古の最後に行う「押し」を主体とした鍛練)が辛かったです。ほかの練習で疲れているところを兄弟子たちに投げられますからね。稲敷市出身の大相撲力士の霧嵐、24歳。大相撲夏場所千秋楽で三段目優勝を果たしました。ーー 三段目、優勝おめでとうございます。霧嵐「ありがとうございます。場所前は三段目の下の方の順位だったので、目の前の一番一番を大切にし、4勝することを目標としていました。気が付いたら優勝目前、という感じで…。膝の調子が良くなかったので、正直なところ、全勝出来るとは思っていませんでした。」ーー 相撲を始めたきっかけを教えてください。霧嵐「両親が師匠(元霧島関)と知り合いで、小学生のころからたびたび部屋の見学をしていて、興味はありましたが、小学生のときは本格的な経験はなかったです。」ーー では、本格的に始めたのは中学生のと霧きりあらし嵐大相撲力士1990年に東京で生まれる。幼稚園、小学校、中学校を稲敷市(旧江戸崎町)で育つ。中学3年生のときに現在所属の陸奥部屋(東京都墨田区)へ入門。本名:小島聖 175センチ、140キロ。得意手は押し。