ブックタイトル広報みと 2014年7月1日号 No.1337

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広報みと 2014年7月1日号 No.1337

第13回輝くひと11 2014. 7. 1 広報みと木村 三郎さん木村 一郎さん大間 その子さん合計289歳、三兄妹の贈り物歌で元気を届けたい――明るく歌う三兄妹― 今年100歳を迎える木村一郎さんと、96歳の弟・三郎さん、93歳の妹・大間その子さんは、仲の良い三兄妹。歌が大好きで、3人がそろうと部屋に元気な歌声が響きます。 6月1日に、三兄妹を囲んで「ファミリー森の家や・歌のつどい」が行われました。このコンサートは、「森の家いとこ会」が企画運営したもので、三兄妹をはじめとする8家族21人で演奏を披露。一郎さんの体力を考慮し、5回目となる今回が最終回となりました。この日集まったのは、地域の方などおよそ140名。3人の生き生きした姿と歌声に、会場は盛り上がりました。また、参加者と一緒に歌う企画もあり、終始温かい雰囲気で、コンサートは幕を閉じました。―三兄妹とその家族― なぜこんなに歌が好きなのか、そのルーツは3人の母・たつさんにあるのかも知れないと、ご家族の皆さんは話します。たつさんは、茨城県で初の音楽教師として活躍しました。その血を引いてか、親戚一同、音楽好きという共通点があります。 東京などで活躍するジャズ尺八奏者の小林鈴勘さんはその子さんの孫、国際的ピアニストの林ゆ美子さんは三兄妹の姉・寿美さんの子、というように、家族にとって音楽は、とても身近な存在なのです。―家族の思い― 「3人のことを知ってもらうことで、少しでも多くの方に元気を届けたい」というのが、ご家族の願いです。 健康で長生きする三兄妹の姿に、希望と元気をもらう人は、たくさんいるのではないでしょうか。※ 森の家いとこ会…「森の家」は、書や自由詩などの創作に優れた、三兄妹の父・信さんの雅号。一郎さんたちは、昭和38年から盆や正月に親戚で集まって歌を歌う習慣があり、森の家いとこ会は、親戚の集まりの幹事として三兄妹の子どもたちで結成した会。プロフィール一郎さん…1914(大正3)年生まれ、三郎さん…1918(大正7)年生まれ、その子さん…1921(大正10)年生まれ