ブックタイトル広報おおあらい 2014年6月号 Vol.510

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概要

広報おおあらい 2014年6月号 Vol.510

随想 大洗町長 小谷隆亮 地域再生 地域の価値を見つめ直して 地域を元気に 大型連休が終わり、いよいよ夏本番。わが町にとって多くの海水浴客を迎える時期となりました。大型連休の人出は、アクアワールド大洗水族館で8万人を数え、県内で4番目となりました。 大洗町が引き続き多くの方々に親しまれ観光立町として歩んでいくためには、おもてなしの心を大切にしなければなりません。多くの人々が来町することにより生活環境等に支障をきたすこともあるでしょうが、大洗が海に育み交流を盛んにして自立環境を充実させること、つまり観光交流人口が多くなることにより、企業機会の高まり・新規企業の立地・地元資本の潜在力を発揮した事業の展開は、雇用の創出や町の活性化・元気にも大きく繋がります。 そこで、今まであまり意識されず活かされていない地域資源の価値を見つめ直し、一つ一つ活かしていく取り組みを強めていきます。例えば、日本の自然の美百選に選ばれている松川地区涸沼湖岸に「夕日を楽しみながらアグリスローフードを食せる環境」の実現、多くの方々に感動を与える大洗の「日の出」、かつて水戸光圀公が大洗海岸で中秋の名月に月見の会を催した事を踏まえての「月見の会」、夕日・日の出をセットにした商品づくりを進め、歴史文化を掘り起こし元気づくりに対応してまいります。光圀公の詩荒磯の 岩にくだけて散る月を一つになしてかへる波かな また、新たな取り組みとして、大洗ブランド化推進協議会を設立して、食の面から地産地消・ブランド化を強めていきます。カジキ料理、食べ歩きできる海の幸の開発も進めており、近日中には、新商品の発表をもって各宿泊施設並びに食堂・レストラン等で食べられるように展開してまいります。カジキは、夏に行われているビルフィッシュトーナメント(カジキ釣り大会)で釣られた魚を有効活用し、活性化の起爆剤にと考えています。 観光客が自分も住んでみたい町、何度も足を運びたくなる町、いわば「非日常性」ではなく、地域に根付いたライフスタイル「異日常性」が自然環境をあわせもちセールスポイントとなる町、そういった魅力ある町にするためには、幅広い層の住民が主体的に参加していただくことが大切であろうと思います。A級品、一番!といえるものを提供できるように努力することで、観光リゾート地としての全体的レベルを向上させることになるでしょう。「地産地消」「旬の取り組み」「今だけ」「ここだけ」の売り込み等もそのひとつです。 まちでは年間様々なイベントを展開しています。イベントで盛り上がった賑わいを単発で終わらせない取り組みが最も大切です。木を見て森を見ず、一時の賑わいで、わが町が活性化しているという錯覚に陥らない様に、わが町が持ち合わせる資源を再認識して大切に育て、本物の持続した賑わい・活性化に向け取り組んでいきましょう。地域の力を応援しますVol.21地域コミュニティいきいき体操毎日の体操がつなぐ地域のコミュニケーション-皆さんも参加してみませんか- 平成10年10月に老若男女を問わず取り組める健康体操として誕生した「いきいき体操」 現在、町内15団体約300名の方が4月から11月まで毎朝、町内の各地域で大洗音頭に合わせて元気に体操をしています。 参加している方々からは、「毎朝あいさつを交わすので、すがすがしい」「お互いの近況を話したり体を動かしたりすることで、心と体をリフレッシュできる」との声も。 参加ご希望の方は、各地区の代表者をご紹介いたしますので健康増進課(?266 -1010)までご連絡ください。広報おおあらい 2014. 6. 4 (16)