ブックタイトル広報いしおか 2014年4月1日号 No.204

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概要

広報いしおか 2014年4月1日号 No.204

いしおか雛ひな巡りと石岡市特別写真展を同時開催東日本大震災への寄付など●日本赤十字社茨城県支部へ・増山 みゆき*平成26年2月28日現在 (敬称略・順不同)災害への支援ありがとうございました石岡一高 ぶどうサイダーの販売を開始 2月20日、石岡第一高等学校の生徒の皆さんが企画立案して作った「いしいちぶどうサイダー」が製品化され、その報告に生徒の皆さんが市役所を訪れました。 これは、房として収穫できず、これまで廃棄していたブドウが何かに活用できないかと、生徒の皆さんが考案し作ったもので、栽培から製品化まで手がけられています。原材料となったブドウは有機JAS規格で定められた基準を満たし、有機認定を取得したほ場で作られています。 商品は卒業式に合わせた3月1日から市内直売所などで販売をスタート。ブドウの香りとすっきりした飲み口が特徴です。 2月15日から3月3日まで、いしおか元気イベント実行委員会主催の「いしおか雛巡り」が中心市街地で行われました。期間中は、90軒の商店などに年代ものの雛人形が展示されました。まちかど情報センターでは、雛人形を歴史絵巻風に歌舞伎の舞台に見立てて飾る情景飾りが展示されました。今年の物語の主人公は平是清、平氏一門で歴史に名を残す悪七平衛と言われたヒーローです。歌舞伎十八番の中でも演じられる「是清の牢破り」を鑑賞するお雛様たちが飾られました。期間中は多く▲「いしいちぶどうサイダー」が完成し、市役所に報告に訪れた石岡一高生の皆さん。の見物客で賑わい、訪れた人たちの目を楽しませていました。 また市では、雛巡りにあわせて「石岡市特別写真展」を国府の近清書店跡で開催し、大正時代から昭和30年代までの石岡の町並みや看板建築を紹介しました。明治から昭和にかけて県内で水戸に次ぐ商都として栄えた石岡。写真からは昭和4年の石岡の大火からの復興、戦中、戦後の経済成長の様子が映し出されました。会場には約1000人が訪れ「懐かしい」「心が癒やされた」「生まれていない昔の写真が見られて良かった」と 2月13日、杉並小学校の4年生を対象に「ジオパーク授業」を行い、ジオパークや地域の地形や地質について学びました。これは、小学5、6年理科で水のはたらきや大地のつくりを学習するに当たり、筑波山の地質やふるさとの地理について興味を持ってもらおうというもの。講師に産業技術総合研究所地質標本館の専門家らを招き、ジオパークについての説明をはじめ、石岡市側から見た筑波山周辺の地形模型や塗り絵を使いながらの説明に児童たちは熱心に耳を傾けていました。 また、筑波山と同じ石を実際に見て触れながら、その違いを観察しました。  4年1組の坂野由奈さんは「もともと、めずらしい石を集めるのが好きでした。この授業で石について色々知ることができて、さらに興味がわきました」と笑顔で話しました。いったさまざまな感想が聞かれました。 ジオパークとは、地層・岩石・地形・火山・断層などの貴重な見どころを地域の宝として結びつけた「大地の公園」のことです。市では、筑波山地域ジオパーク推進協議会に加盟し、ジオパークの認定に向けてさまざまな取り組みを行っています。▲石はどうやってできるかなど、専門家の先生から質問を受ける児童たち。杉並小学校でジオパーク授業を実施▲写真を見ながら、昔懐かしい町並みに思いをはせる来場者。5  広報いしおか4月1日号 №204