ブックタイトル広報いしおか 2014年2月1日号 No.200

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概要

広報いしおか 2014年2月1日号 No.200

齢者の救急搬送が増加しています。救急車が到着したときには、すでに心肺機能停止状態ということもあります。 多くは家庭内で発生しており、その患者の命が助かるかどうかは、救急車が到着するまでの数分間にかかっているといっても過言ではありません。この数分間に家族やその場に居合わせた人の応急手当によって命が助かる可能性が高まります。救急 件数は過去最多件名件数H25 H24救急出動件数3,439 3,376救急搬送件数3,148 3,136不搬送件数291 240搬送人員3,198 3,189命を救う救急件数が毎年増加救急車の 適正利用に協力を 救急出動件数が毎年増加しています。平成25年は前年より63件増加しました。1日あたりの出動件数は約9・4件で、これは市民の23人に1人が救急車を利用したことになります。 救急出動件数が多くなれば、必然的に遠くの救急隊が出動する確率が高まるため、現場への到着時間が遅れてしまい、救える命が救えなくなる恐れがあります。真に緊急を要する人のために、救急車の適正な利用をお願いします。高▲救急の概要種別急病一般負傷交通転院火災自損行為H25 2,120 450 359 347 34 39H24 2,074 384 383 357 25 43種別労働災害加害運動競技自然災害水難その他H25 28 18 11 1 0 32H24 39 14 4 0 1 52▲救急出動件数の内訳寒いこの季節、お風呂での事故に注意! 救急隊が冬に遭遇するのが、入浴中の事故です。特に高齢者の事故が多く、寒い脱衣所、浴室から冷えた身体で一気に熱いお湯に浸かってしまうとヒートショック現象( ※ ) を引き起こしてしまい、入浴中に亡くなるという事故が起こっています。家族は、入浴中の高齢者に時々、声をかけて様子を見るなど、長時間一人きりにしないようにしてください。 予防法としては、暖房機などで脱衣所と浴室を暖めておく。お湯の温度は40 度程度にとどめ、深夜、早朝の入浴や長湯は避ける。飲酒後、食事後すぐの入浴は避けるなど心がけてください。( ※ ) 急激な温度変化による血圧の変化によって、身体が受ける影響のこと。救急講習会を 実施しています 消防署では、多くの市民が尊い命を救うための知識と技術を身に付けられるように、心肺蘇生法やAEDの使い方を含めた救急講習会を毎月第3日曜日に実施しています。 また10人以上集まれば、それ以外の希望日でも実施します。 大切な人の命を守るため、職場やグループでの参加を待っています。問い合わせ石岡消防署 救急係?23・0119八郷消防署 救急係?43・6491?外国人のための防災訓練(フレンドシップいしおか主催)が行われました。AED使用法や止血など、実践的な応急処置を学びました。30 秒で完了する防火衣着装の実演や消防車両の見学も行い、充実した講習会になりました。(フレンドシップいしおかは国際交流のつどいや日本語教室などを開催しています)――毎月第3 日曜日実施――5  広報いしおか2月1日号 №200