ブックタイトル広報いしおか 2014年2月1日号 No.200

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概要

広報いしおか 2014年2月1日号 No.200

合防災訓練を昨年11月23日に石岡小学校校庭で実施しました。東日本大震災後、市では職員の初動マニュアルを見直し、訓練を通して職員の災害対応力の向上に努めてきました。またアルファ米や缶入りパン、飲料水などの備蓄や発電機・投光機などの防災備品の整備も進めてきました。 今回の訓練では、市の初動対応と防災関係機関や地域住民との連携を確認しました。さらに整備した防災備品を使用した実践的な訓練を実施し、防火活動の習熟と住民の防災意識の高揚を図りました。地震への備え総自主防災組織の設立をいざという時の  地域のつながり 自主防災組織とは住民が区や自治会、町内会単位などで各地域の実状に応じて組織化し、地域住民が自主的に連帯して防災活動を行う集まりです。 平常時から地域住民は互いに協力し合い、災害発生時には「自分たちの地域は自分たちで守る」という自助、共助の考えのもと協力し合うことで、被害を最小限に食いとどめることができ、いち早く地域の再生を促進することができます。■自主防災組織とは■市の補助金 一組織設立にあたり五万円を限度に補助金を交付します。詳しくは相談ください。問い合わせ防災対策課 ?23・1111(内線258)城消防隊は平成二年に設立しました。年に一度、元真地町内会で防災訓練を実施しています。設立にあたって、当時51世帯あった家を一軒一軒まわって参加してもらうようお願いに歩きました。当初は火事をなくそうという意識づけをするために、電柱に火の用心の看板を取り付けることなどから始めましたね。 これからの課題は年配者の避難の誘導をどうするか、自主防災組織の活動を次の世代にどう古城消防隊田村 貞雄さん引き継ぐかということですが、何より大切なのは、隣り近所でお茶を飲みながら話のできる関係を築くこと。そうすれば、隣りの家は何人家族で、お年寄りがいるのか、普段は一人でいるのかなどが分かるので、いざ大きな災害が起きたときなど近所で助け合うことができます。 この地域では、これからも、そういう関係を大切にしていきたいですね。古自主防災組織の取り組み自助家庭で日頃から災害に備える共助地域の災害時要援護者の避難に協力するなど周りの人と助け合う公助市役所や消防・警察による救助活動や支援物資の提供を行う総合防災訓練 報告【想定】午前8時30 分に茨城県南部を震源地とする震度6弱の地震が発生。市内全域で停電、断水、電話使用不能(メールは使用可)「震度5弱以上の地震で避難所を開設。地震被害により自宅にとどまれなくなった住民が避難所へ避難。近隣者に声を掛けあい、地区ごとにまとまって避難所へ」という内容の避難訓練を地域住民のみなさんと行いました。その他、消火訓練、防災関係機関による炊き出し、応急医療、要援護者搬送、ライフライン復旧作業などの訓練を実施しました。▲避難所に到着すると、世帯単位で避難者カードの記入をしてもらいます▲いざという時に使えるように消火器による消火訓練?救出・救助訓練の中での医師会、赤十字奉仕団、看護学生による応急医療訓練3  広報いしおか2月1日号 №200暮らしと命を守る    自助・共助・公助