ブックタイトル広報いしおか 2014年1月1日号 No.198

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概要

広報いしおか 2014年1月1日号 No.198

 謹んで新春のごあいさつを申し上げます。市民の皆様におかれましては、新年を迎え、心も新たに様々な決意をされていることと思います。 さて、長引く経済不況から、わずかではありますが回復基調にある日本経済は、安倍総理の決断した平成26年4月の消費税増税を控え、本年は予断を許さない年になるものと認識しております。 消費税増税は、急速に進む少子高齢化社会に対応する社会保障費の財源として見込まれており、国保税や介護保険料において多額の支出を余儀なくされる市財政におきましては明るい材料の一方で、買い控え等によりまして、税収に影響を与えるなど、経済の動きから目が離せないのが現状です。 さらに、農業政策におきましてもTPP問題に関連いたしまして、米作の生産調整(減反)政策からの転換等が大きな話題となっております。 このように、時代が大きく変わろうとする中で、昨年秋の石岡市長選挙におきまして、市民の負託を受けて新たに今泉市長が誕生いたしました。 現在石岡市は、石岡駅周辺整備事業におけるJR石岡駅の橋上化工事に加え、市役所新庁舎建設への取組み、さらには少子化対策の充実等、石岡市にとりまして大切な事業を着実に進める必要が求められております。「ふるさと再生」を掲げる新市長の下、新たなまちづくりに向けて動き出しているところですが、私ども市議会も新たなステージを迎えるべく、石岡市議会基本条例を整備するための議論を昨年から続けており、今年は市民の皆様に議会基本条例制定をご報告いたしたいと考えているところでございます。 時代の変化に対応しながら、石岡市の30年後、50年後を見据える中で、現在の厳しい財政状況を勘案し無駄なものは除き、一方で将来を見据えて取り入れるべきものは何かを市民の皆様と共に考え、地方自治における市長と議会という二元代表制の役割と責任をしっかりと果たしてまいりたいと思います。 7万9千余に及ぶ市民の皆様の想いをしっかりと受け止め、石岡市のさらなる発展に向けまして、各方面からの声を執行部に届けてまいります。 どうか、石岡市議会に対しまして、市民の皆様のご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、本年が皆様にとりまして素晴らしい年でありますことをご祈念申し上げまして、新年のあいさつといたします。 「新たなステージに向けて」石岡市議会議長島田久雄3  広報いしおか1月1日号 №198