ブックタイトル広報いしおか 2014年1月1日号 No.198
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広報いしおか 2014年1月1日号 No.198
下 林 白井冨喜江胸もときめく 暫しばしの出会い 名残り惜しんだ 故くに郷の友下 林 加藤 弥生秋を彩る 深山の紅葉 散れば谷間の 花はないかだ筏柿 岡 鈴木千代子隠す柔肌 女へ月が 覗く紅葉の 露天風呂余計な心配 打田 昇三 一国家、一民族で言語と文字は一つ、宗教は勝手で国境は海という日本では理解できないが「一つの国家、二つの文字、三つの宗教、四つの言語、五つの民族、六つの共和国、七つの国境」と言われた国が旧ユーゴスラビアである。大国の思惑から南スラブ系民族という理由だけで纏まとめられていた連邦が強力な指導者チトー元師の死亡で分離独立を求める内戦が起こり多くの犠牲者を出した。 NATO軍の介入で二〇〇一年にスロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、モンテネグロ、マケドニアの六共和国が分離独立して内戦は収まったが未だ完全に落ち着いてはいない。 バルカン半島は「地球の火薬庫」と呼ばれていて第一次大戦の発火点であるから世界平和の為にもあの地域が安定していて欲しい。十六の湖水と九十二の瀧を持つ湖群国立公園など自然と歴史が築いた貴重な世界遺産が多いクロアチアで騒動が有って心配したが、大統領の専用車東光台 森 まさえ曖昧に生きて八十路の冬来たる若 松 城下 稔蓑虫の逆さに耐へて傘寿かな 旭 台 綿引さかえ癌と云うかぼそい声を聞く霜夜 北府中 野村畝津子身のどこも針目も老いる冬支度府 中 土井 湧輔山眠る湖底の村を母郷とす 文芸いしおか俳 句文化協会だより市民ずいひつが贅ぜいたく沢だと小規模な反対運動が行われたらしい。その程度の騒ぎなら戦争に結びつくことは無いと思う。府 中 山口 文子今日ひと日何事もなく過ぎし時コスモスの揺れ優しかりしよ 国 府 太田 緑百三歳の我を八十と見る人のありうれしからずや淋しい思ひ 短 歌府 中 稲田 すみ昔話しを 白髪の友と 懐かしんでる クラス会石 岡 東 辻が華無名戦士に 白菊供え 嘆くこの胸 九段坂 国 府 篠原美千代しかと戸締り 心の鍵も かけて身を守もる 母子家庭国 府 大西 和子小菊供えて 野仏さんに 今日を感謝の 車椅子 杉 並 助川 浩史自然災害 地球を襲う 神も仏も ないこの世 いしおか俳句同好会やさと俳句会柿 岡 野村 京子なぞり読む芭蕉の句碑や冬ぬくし下 林 鈴木 邦翠着ぶくれて柏手打つもままならず嘉良寿理 島田美沙生句碑に触れ句を拾ひけり冬の山石岡短歌同好会八郷短歌会柿 岡 小林 渥子ことさらに話すでもなくもう帰るスープの冷めぬ距離に住める子月 岡 菱沼む免子筑波路に幟はためく柿団地晩秋の実のいよいよ赤し山 崎 鈴木 菫十三夜の月美しと呼ぶ息子とともに拝おろがむ願いは多し 俚 謡投稿作品東成井 小島 せん臼杵の姿も消えていつしらに餅搗き機具の回る世となる柴 内 羽生 俊紅葉し筑波山上富士見える話聞くなり眺め見たさや山 崎 荒井 幸子あちらにも滝が見ゆると指差しつ秋の奥入瀬を娘こと巡り行く 柴 内 飯嶋よう子うら畑のたわゝに実りし柿の実を小鳥よろこび友を呼ぶなりお詫びと訂正 12月1日号の俳句「秋霖や船を繋がぬ航4ひ杭」は「舫4ひ杭」の誤りです。訂正してお詫びします。石岡俚謡会石岡市文化協会 会長 内山 侑一 新年明けましておめでとうございます。昨年は文化協会に対しまして、多大なるご支援ご協力を賜りありがとうございました。お陰様で当協会所属部会も順調に成果を上げることができました。これを足掛かりとして、より一層努力したいと存じます。 そこで、市民の皆様にもっと文化協会の活動をご理解いただくために、3月23日(日)市民会館におきまして、「まちの文化」に触れるイベントを考えております。内容につきましては順次お知らせいたします。興味のある人、また、あまり関心がないという人もこれを機会にぜひ足をお運びいただきたくご案内申し上げます。 今年も明るい、笑いのある一年でありますようご祈念申し上げ、年頭のごあいさつといたします。23 広報いしおか1月1日号 №198 東石岡 田村 満佐つぎはぎの形となりていつの日か生まれ来るべしデザイナーベビー高 浜 大嶋 全江真夏日の節電をなしとげし扇風機すみに置かるる十月となり東光台 内田千代子汚染にて海に出られぬ漁船なり へさきを高く港に並ぶ