ブックタイトル広報いしおか 2014年1月1日号 No.198

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概要

広報いしおか 2014年1月1日号 No.198

 明けましておめでとうございます。輝かしい新年を迎えて、皆さまはそれぞれに希望と夢を心に描いていることでしょう。 私が子どものころ「いつも心に太陽を」というイギリス映画があり、そのタイトルに共感を覚えました。子どもながらに「大変なときでも希望を忘れないんだぞ」と何か胸のふくらむ思いを感じたからです。 新しい年が始まり、これからの石岡市を展望するとき、人口減少や財政問題などが横たわり、必ずしもバラ色の未来は約束されていません。けれども、周囲の高速道路網が次第に整い、朝日トンネル効果なども加わり、首都東京80㎞のメリットが活かせる予感は高まっています。石岡市が飛躍する、チャンスの年であることは確かです。 これから石岡市のまちづくりは、どんな方向へ進むのでしょうか? 実はいま、4月からの新年度に向けて「ふるさと再生」を実現するさまざまな事業を進めるための予算づくりを行っています。その中で力を入れるのは、若い世代を支援する「子育て応援プロジェクト」と、高齢者が元気で過ごせるようサポートする「生涯現役プロジェクト」で、詳しい内容は3月議会を経てお知らせいたします。 石岡市が誇れるものとして歴史と自然があげられますが、これらを活かしていくため調査と学習の機会を設け、都市交流やイベントを通してその価値を高めていきたいと思います。調査は茨城大学と官学連携の協定を結び、市民が郷土を学ぶ環境を整え、東京や県内外の友好都市との交流を深めていく考えです。 また、2月には国民宿舎「鵜の岬」の支配人を招き「おもてなしの心」に触れるシンポジウムを開き、観光の原点を再認識する機会を設けます。 効率的で効果的なまちづくりを進めるために、「行政改革大綱」というバイブルを作り、私と市職員、関係者が目標を持って行政改革を進めていけるよう努力を重ねます。 これらの政策を進めていく基本は、皆様との対話にあると思っています。それを実行するために、月2回のタウンミーティングで地域や団体などの声を聴き、まちづくりに反映させたいと考えています。さらには、市民レベルのシンクタンク「ふるさと再生諮問会議」を発足させ、市民目線の提言や構想を頂戴し政策の参考とさせていただきます。 これからも、豊かな市民生活と市の発展には多くの課題が待ち受けているでしょうが、市民の皆様との協働でこれを乗り越えていく所存です。また、市勢発展という共通の目的に向けて議会とは車の両輪の関係を尊重し共に歩んでいきたいと思います。この一年も、よろしくお願いします。「ふるさと再生に向けて」石岡市長今泉文彦広報いしおか1月1日号 №198  2