ブックタイトル広報 稲敷 2014年6月号 No.111

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概要

広報 稲敷 2014年6月号 No.111

広報へのご意見を! 市民の皆さんのご意見、ご提案を今後の編集に反映していきたいと思います。モバイル版HP広報稲敷  6月号  発行日:平成26年5月23日発行:稲敷市/編集:稲敷市市長公室秘書広聴課/〒300-0595茨城県稲敷市江戸崎甲3277番地1tel.029-892-2000(内線2400)fax.029-892-0906 /稲敷市HPhttp:// www.city.inashiki.lg.jp/乾燥中の生ハム畜舎外部の全景.ここで約1,200 頭の豚が飼育されています。1.乾燥中の生ハム。選りすぐりの豚肉を塩づけした生ハムは、熟成される年数により味やコクも変わるとのこと。2.畜舎内部の様子。3.美味しい豚肉の作り方について語る鹿熊さん。勉強熱心な鹿熊さんは豚づくりへの思いを熱く語ってくれました。稲四季通信#11 今回は稲波地区で養豚を営む鹿熊さんのかくま豚の取材に行きました。当日は養豚施設のほか、生ハムを製造している場所を見せていただき、鹿熊さんからかくま豚についていろいろ学ぶことができました。 豚は生まれてから180 日で出荷され、出荷する2 ヶ月前から、何を食べさせるかによって肉のおいしさが決まるそうです。そこで鹿熊さんは出荷する約4 ヶ月前からえさの種類や配合を調節し、おいしい豚を育てています。また、鹿熊さんの畜舎から出される豚の排泄物は江戸崎かぼちゃの肥料として使われ、環境にやさしい良い循環型農業が確立されています。 最近、鹿熊さんが力を入れているのは7 年前から始めた自家製生ハムとのこと。最高品質の豚肉だけを選んで塩漬けし、1 年から4 年まで熟成した生ハムは鹿熊さんの努力からなる最高の味です。 「おいしい豚肉を消費者の皆さんに食べてもらいたい」という素朴ですが最も大事な目標のもと、鹿熊さんは40 年以上豚を育て続けています。 そのためには、清潔で完璧な環境を備えること、基本をしっかり守ることが大事であることがわかりました。筑波大学 小菅良平123