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概要

桜川市勢要覧2014

達をつくりたい人などが気軽に参加できるクラブで、スポーツ振興くじ(toto)の助成金・会費などにより運営されています。クラブでは、バランスボール、健康体操、水中ウォーキング、ヨガ、リンパマッサージなど無理なく体力のつく運動から、テニス、バドミントンなどの競技、スポーツ吹矢、ビームライフルといった特殊な用具を使用するものまで、多様な教室が開催され、幅広い世代が楽しく汗を流しています。また、歴史探訪、ハイキングなど自然と触れ合うイベントも実施しています。平成31年の国民体育大会(国市民からは、「今までは少しの異変に気づいても、警察に通報するのは大げさかな?などと躊ちゅう躇ちょしてしまっていたが、これなら気楽に連絡できる。」との声があがっています。今までに寄せられた情報提供には、「郵便受けに新聞が溜っている。」「家の明かりがついたままになっている。」「数日間雨戸が閉まったままになっている。」など、地域住民だからこそ発見できるものが多くあります。報告数が多ければいいというわけではありませんが、普及活動を積極的に行い、より多くの協力者を得て、地域の温かい目で高齢者の方を見守っていく事が必要です。体)は、茨城県においてに開催される予定となっています。中でもライフル射撃競技は、昭和49年の国体に続いて桜川市内にある施設が会場となる予定です。当市では、多くの方が前回の国体開催を契機に県営射撃場で練習に励み、国体の選手として活躍してきました。クラブでは、31年の国体選手を地元から輩出しようと、指導者の協力を得て選手の育成に取り組んでいます。この高齢者見守りネットワーク事業は、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるように、地域の人々が日常の交流を通じた安否確認を行い、問題の早期発見と迅速で効果的な支援につなげるものです。平成24年10月、桜川市が52の事業所および警察・消防署などの関係機関と提携し発足しました。これは県内初となる試みです。桜川スマイルクラブは、市民が自由に楽しくスポーツと文化に親しみ、健康づくりとコミュニティづくりの機会をえられるようにするため、国の取り組みにより平成22年10月に設立された総合型地域スポーツクラブです。「いつでも・だれでも・楽しく」をモットーに、普段運動をしていない人や、スポーツを始めたいけれど方法が分からない人、友平成25年には、新たに17事業所と協定を締結しました。ネットワーク事業といっても、難しいことではありません。日常の挨拶をしたり、行事参加への声掛けをすることが主な活動です。普段の生活の中で、高齢者ご本人や家の様子を窺って、いつもと違うことがないか気にかけることが大きな効果を生むのです。平成31年の国体においてライフル射撃の会場となる予定の桜川市では、ビームライフル競技の普及に力を入れています。平成25年12月、発足時の52の事業所に加え、新たに17事業所と協定を締結しました。の時に桜川市に移住してきました。番組制作の仕事を経て笠間市で陶芸を学び、陶芸家に転身。現在も各地で個展を開くなど、陶芸家として活躍されています。一見無関係のように見えますが、出町さんは映画学校で学んだ映画作りと、アートコラボの企画を提案して実現する作業は同じだと言います。最初は平成14年に、真壁町の古いたたずまいに自分の陶芸作品を置いてもらい、その作品を巡って町内を散策するイベントを企画しました。それはあくまでもきっかけであり、地元の人に引き継いでもらえるようになれば成功だと考えていたそうです。そしてもっと町や人、地域と何かできないかと思いこの事業にかかわるようになりました。自身のネットワークを使い、造型や身体表現など多くのアーティストに協力してもらいましたが、中には先天的な表現力や独自の感性を持つ障がい者とのギャップが大きすぎ、出来ないと断ってきたアーティストもいたそうです。ワークショップの成果は「元気なアートコラボラボ桜川芸術祭」として、県陶芸美術館やつくば美術館で展覧会を開催してきました。平成21年から平成23年は、市内福祉施設の障がい者とのアート「いつも静かに笑っている」「ねえ、なんで星を見上げるの?」「晴れどきどき、お散歩アート~ぼくらが見つけたもの~」、平成24年には、市内の小学生と作業所に通う障がい者とのアート「子ども×障がい者∞アートの冒険」、平成25年は、下妻市内の商店街活性化事業と協働し、市内の小中学校、高校、特別支援学校、桜川市内の子育てクラブ、つくば市の読み聞かせグループとのアート「賢治礼賛下妻栗山イーハトーヴォ~ほんとうのさいわいは一体何だろう?」(平成25年)を開催。アートプロジェクトの輪が、福祉から地域、まちづくりに広がりました。下妻市では、常総線の協力もあり「銀河鉄道の夜」をテーマに、駅前イルミネーションや商店会イベントを大いに盛り上げ、多くの方に楽しんでいただいたそうです。少しずつ活動は認知されてきましたが、まだ福祉的な意味合いで作品をとらえる方が多く、アートとしての認識、評価には至っていません。地域に定着し、価値を理解してもらえるよう努めていきたいと出町さんは語っています。平成20年に茨城県で開催された国民文化祭をきっかけに、障がい者や子どもたちにアーティストとの交流を通じて、表現の楽しさやアートのおもしろさを感じてもらおうと、市民主体の「元気なアートプロジェクト実行委員会」が作られました。具体的には、市内の障がい者施設にアーティストが直接出向いて、年5回程度のワークショップを開催。美術館などで展示することを前提に、アーティストと障がい者で作品を作っています。この活動の原点は、人それぞれが持つ表現の方法や違いを認め合うこと、つまりアートなのです。この活動に取り組んだことで一番喜んでくれたのは、障がい者の親御さんや家族でした。例えば、単純にチラシを丸めているような作品であっても、アーティストが見れば「それが表現力」として認めてもらえます。親御さんもその行為の価値を認識できるようになりました。作品という結果を作る以上に、作る過程がこのワークショップで大事にしてきたことです。元気なアートプロジェクト実行委員会のけん引役として、当初から中心的な役割を担ってきたのが、アートディレクターで美術家の出町光識さん。今いまむらしょうへい村昌平監督が設立した日本映画学校(現日本映画大学)の1期生で、原点は農村からという監督の教えから、実習で農村の暮らしに触れたことがきっかけで、24歳岩瀬小学校6学年と障がい者のワークショップ「紙の服2012岩瀬コレクション」(平成24年)Profile昭和43年東京都生まれ。美術家/アートディレクター。日本映画学校の1期生として今村昌平監督に師事。番組制作の仕事を経て笠間市で陶芸を学び、陶芸家に転身。真壁町塙世地区在住アートを通じて表現の楽しさを知ってほしいアートディレクター出で町まち光みつ識のりさん元気なアートプロジェクト実行委員会JR常総線での「アートトレイン」ワークショップ(平成25年)真壁伝承館での「人間機はた織」ワークショップ(平成24年)市長(写真右)から事業者への委任状の授与様々なイベントやスポーツ教室を開催技わざ人びと5File桜川スマイルクラブNo.2TOPICS「いつでも・だれでも・楽しく」がモットー桜川市高齢者見守りネットワークNo.3TOPICS地域の温かい目で高齢者を見守る桜川市高齢者見守りネットワーク事業所安心・安全なまちづくり安心・安全なまちづくり協定を結んだ事業者に配付しているステッカー。事業所や見守りの車両などに貼られ、見守りネットワークの認知度向上に役立てられています。Sakuragawa City Guide 201415 Sakuragawa City Guide 2014 14安心支え合うやすらぎの交響曲