ブックタイトル広報さくらがわ 2014年4月1日号 No.205

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概要

広報さくらがわ 2014年4月1日号 No.205

さくらがわ2014.4.1■協議状況新中核病院整備については、平成25年12月13日に筑西市・桜川市の両市長で合意調印し、同月26日、国において、地域医療再生臨時交付金の活用期限の延長が承認されました。しかしながら、この合意時点では、県西総合病院の再編統合後の形態が、診療所にするか病院にするか決定されておりませんでした。こういった状況から、本年に入り、桜川市議会の県西総合病院存続の決議を踏まえ、桜川市としては、県西総合病院を診療所ではなく、病院としての存続を前提とし、筑西市との協議を進めて参りました。◆両市の合意(変更後)地域医療再生計画に基づく、地域医療再生交付金の活用期限が迫る中、3月9日、両市の関係者で構成する新中核病院建設基本的事項調整代表者会議を開催し、基本的事項の変更案について次のとおり合意しました。《変更後の合意内容》筑西市と桜川市は、平成25年12月13日に合意した新中核病院建設基本的事項に係る、項目4以降について次のとおり変更する。1.再編統合の枠組み再編統合の枠組みは、筑西市民病院と県西総合病院の公立2病院とする。2.新中核病院の特徴新中核病院の特徴は、300床規模の病院で、地域で二次救急医療までを完結し、三次救急医療を目指す病院とする。3.新中核病院の経営形態新中核病院の経営形態は、公設による民間的手法を導入した運営とする。4.公立2病院の再編統合後の形態県西総合病院を病院として存続させ、筑西市民病院を無床の診療所とする。5.新中核病院および公立2病院の整備・運営新中核病院および筑西市民病院の整備・運営は筑西市が行い、県西総合病院の整備・運営は桜川市が行う。6.新中核病院の建設場所建設場所については再考し、筑西市が決定する。■新中核病院計画の経緯・桜川市、筑西市を含む、筑西下妻保健医療圏において、心疾患や脳血管疾患など急性期疾患への対応、医師確保、施設の老朽化などへの対応が課題となっていた。・課題解決のため、茨城県地域医療再生計画に基づく、新中核病院整備の協議が進められてきた。※茨城県地域医療再生計画に基づく新中核病院の概要、経緯については、「広報さくらがわ」平成25年12月号~平成26年3月号をご覧ください。■県西総合病院の整備運営において解決すべき課題・医師確保および医師の就業環境の改善・病院の経営改革・改善および財政健全化、経営計画策定・老朽施設の整備改修および財源確保・病院経営や医療に対する住民周知および医療に対する住民の理解向上など今後は、このような課題について、しっかりとした調査分析を行い、取組主体である県西総合病院を中心に桜川市、関係機関はもとより、市民の皆さんとも連携しながら、課題解決に向けた取り組みを推進したいと考えております。また、両病院の整備運営は、基本的には、それぞれの市で行うこととなりますが、今後も医療連携や機能分担などについて両市で連携を図りながら、地域医療の充実・確保に努めて参ります。※新中核病院は筑西市や桜川市など周辺地域の脳疾患、心疾患や2次救急に対応する病院ですので、桜川市民も受診できます。県西総合病院も桜川市をはじめ、周辺地域の住民の身近な医療機関として受診できるよう、経営健全化や施設整備を推進します。■問合先/企画課(?58-5111・75-3111、内線1272)新中核病院情報12