ブックタイトル広報いばらき 2014年4月号 No.870
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広報いばらき 2014年4月号 No.870
広報いばらき平成26年4月1日6広報いばらき平成26年4月1日・安全・安心な消費生活の実現消費者行政においては、国・県・関係機関等と協力して相談体制の一層の充実を図り、町民の安全・安心な消費生活を実現するため、今後も継続的に取り組んでまいります。○安全で快適な生活環境整備を目指すまちづくり・「安全で安心して暮らせるまちづくり」住民と町・企業・消防・警察・学校等地域全体で協力し、交通安全や防犯対策、防災に関する取り組みを実施してまいります。県道内原塩崎線をはじめ各要望箇所への防犯灯設置を実施するほか、近年頻発する気象災害や大震災に備え、引き続き避難所となる小中学校への防災倉庫設置や災害時用備蓄品の整備を進め防災体制の強化を図ってまいります。・涸沼のラムサール条約湿地登録昨年から県が中心となって進めている涸沼のラムサール条約湿地登録についてですが、関係機関と連携を図りながら登録実現を目指し積極的な推進を図ってまいります。・インフラ整備インフラ整備につきましては、引き続き道路や上下水道などの整備を推進いたします。・災害に強い安全・安心なまちづくり災害に強い安全・安心なまちづくりのため、引きつづき消火栓の設置や消防団車両整備計画に基づく車両の更新を進めるとともに、高機能消防共同指令センターの共同運用に向けた事業の推進を図ってまいります。救急業務については、出場件数の増加や高齢化社会に対応すべく住民や事業所等を対象とした応急手当講習会を開催して、心肺蘇生法の普及推進に努め救命率の向上を図ってまいります。《平成26年度予算編成の基本的考え方と主要施策》次に平成26年度予算編成にあたっての基本的考え方と主要施策について申し上げます。先ほど町政運営の基本方針の中でも申し上げましたように平成26年度は、「茨城町第5次総合計画」後期基本計画に基づく2年目の予算編成であります。「安全・安心で活力あるまちいばらき」の実現に向け、持続可能な健全財政の維持にも留意しつつ各施策が着実に推進できるよう詳細な検討を加えながら予算編成に努めたところであります。平成26年度予算の総額・当初予算額は約213億1千万円一般会計ほか特別会計並びに企業会計合わせた全8会計の当初予算総額は、213億1、159万5千円で、前年度当初比4億3、505万4千円、率にして2.1%の増となっておりますう。ち一般会計につきましては、111億1千万円で、対前年度比2億7、700万円、率にして2.4%の減であります。次に特別会計においては、5会計合わせて88億8、194万1千円となり、前年度比6.1%増、企業会計は、2つの会計合わせて13億1、965万4千円となり8.0%の増となっております。平成26年度新規事業など主要施策の概要・総務費総務課関連については、引き続き職員の資質向上を図るため、企画力開発研修、接遇講師養成研修並びに市町村アカデミー研修など各職務段階に応じた研修経費を計上いたしましたま。た、若い職員が主体となり茨城町の様々な行政課題を調査研究し、自らの企画立案能力の向上に努めつつ斬新な解決策を創造する新政策研究会第4期を設置いたします。さて茨城町は、昭和30年2月11日の町制施行から今日まで、多くの皆さまのご尽力により人と自然の調和がとれた田園都市として発展を遂げてまいりましたが、平成27年2月11日に60周年を迎えます。このため、町民の皆さまとともにこれをお祝いする記念式典を開催いたしたく所用の経費を計上させていただきました。その他昨年度新設した集落活性化の自主的な活動に対し支援を行う「ふるさと元気づくり推進事業」の予算も計上いたしました。町民課においては、社会保障・税番号制度導入に伴い、個人番号(マイナンバー)が設定されることから、その準備経費として住民基本台帳ネットワークシステムの改修予算を計上致しました。・民生費及び衛生費みどり環境課においては、涸沼のラムサール条約湿地登録を推進するため関係経費を計上いたしました。また大規模災害に備えるための防災倉庫設置経費及び災害時用備蓄品の購入経費や県道内原塩崎線への防犯灯設置経費等を計上しております。こども課では、消費税率の引き上げに際し、子育て世帯への影響を緩和する臨時的措置として、子育て世帯臨時特例給付金事業費を計上したほか、少子化対策の一環として新事業を立ち上げ出産届時に、1年以上茨城町住民基本台帳に記録されている保護者を対象に、出産祝金を支給する出産祝金支給事業経費を計上しております。また、民間保育所において、保育士の人材確保を図るため、保育士等の処遇改善を実施した保育所や、障がい児を受入れている保育所に対する助成を行うための民間保育所保育助成事業を拡充いたしました。健康増進課においては、図書館の照明器具LED化更新工事費を計上し、読書環境の改善と運営経費の節減を図ってまいります。社会福祉課では、消費税の引き上げに際し、低所得者の負担軽減を図るため、町民税の非課税者1人につき1万円を、さらに老齢基礎年金等の受給者1人に対しては5千円の加算をする、臨時福祉給付金が支給されることから、関連予算を計上いたしました。保険課では、医療福祉費支給制度、児童マル福の対象年齢を中学3年生まで拡大し、子育て支援の充実に努めてまいります。・農林水産業費及び商工費農業政策課において、農業公社設立準備経費及び「いばらきの畑地再生事業」経費等を新たに計上し、担い手への農地の集積と耕作放棄地の解消、作業受委託などの支援を行ってまいります。また、水田農業振興の設計図となる「茨城町水田フル活用ビジョン」を作成し、産地交付金による麦・大豆を含む産地づくりを支援してまいります。商工費につきましては、涸沼自然公園において、昨年は開園以来最多の入園者数を達成することができましたが、更なる増加を目指し、引き続き公園の整備を進めるとともに「あじさいまつり」や「いばらきまつり」のイベント経費等を計上しており、今後も本町観光の魅力発信に努めてまいります。・教育費学校教育課では、統合小校舎整備事業経費を計上したほか、新規事業として通学時及び災害時の安全確保対策として小学生全員のヘルメット購入経費を計上したほか、中学2年生の北海道自然教室体験事業経費及び青葉中学校スクールバス運行経費などを計上しております。次に生涯学習課では、東日本大震災により被災した中央公民館の解体工事費を計上したほか、豊かな人間性を育むための、「人づくり文化講演会」開催経費及び町民祭開催のための予算を計上いたしました。学校給食共同調理場においては、老朽化したボイラーを更新する予算を計上しております。・消防費消防費については、消防ポンプ自動車整備事業費や新設消火栓設置工事費及び消防救急無線共同指令センター整備経費を計上し、消防力の充実強化を図るとともに、災害に強いまちづくりに努めてまいります。・土木費土木費においては、文化的施設について、基本設計に続く実施設計業務を進め、本体工事の26年度内着工を目指してまいります。また、都市計画マスタープランの改訂に向けての調査事業費を新たに計上したほか、道路の新設改良及び補修や橋梁の老朽化対策に係る工事費などを計上し、引き続き安全で利便性の高い快適な住環境の整備に努めてまいります。・特別会計特別会計では公共下水道事業会計において、既成市街地の中で未着手となっていた前田長岡地区を事業計画区域に編入するための計画書作成費を計上したほか、昨年度に引き続き小鶴及び谷田部地区の管渠布設工事費などを計上いたしました。公営企業会計の水道事業会計においては、未給水地域解消と安定給水のための広域化促進事業や老朽化した配水管布設替え工事などの諸経費を計上いたしました。国民健康保険特別会計においては、「特定健診の受診率向上」及び、「脳ドック助成」を拡充するとともに生活習慣病等の早期発見と重症化の予防に努め、さらに医療費の抑制を促すジェネリック医薬品の「利用差額通知書」を送付するなど、国保事業運営の健全化に努めてまいります。以上、平成26年度施策に対する所信の一端と主要事業並びに予算の概要について申し上げましたが、当面する各行政課題については、町民との協働のまちづくりを旨としながら、効率的で効果的な町政運営に全力で取り組んでまいりますので、議員各位並びに町民の皆さまのご理解とご協力を賜りたいと存じます。