ブックタイトル千波湖市民ビオトープを作りました
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千波湖市民ビオトープを作りました
ビオトープの水質水戸のシンボルである千波湖ですが、昔に比べれば改善しているとはいうものの、アオコの発生が目立ち、きれいとはいえない状態が続いています。特に窒素やりんなどはアオコの栄養となっていますので、これらの成分を植物に吸収させ、浄化させる事がビオトープの大事な目的の一つです。今回のビオトープの造成にあたり、事前事後の水質検査を行いました。その結果はグラフに示した通りで、はっきりとした浄化作用を確認することができました。造成前の検査時は、ビオトープ造成地にアオコが発生していた事もあり、千波湖本体と比較して非常に汚れた状態でした。しかし造成後の検査では窒素、りん共にビオトープ外側千波湖水質の半分にまで下がり、とてもきれいな水になっている事がわかりました。窒素(造成前10/10)窒素(造成後2/26)今後のビオトープりん(造成前10/10)りん(造成後2/26)ビオトープの水質浄化効果植栽して間もないことから、ビオトープの状態は造成直後からあまり変化はないように見えます。しかし昨年のハナミズキ広場ビオトープの時と同様に、春になれば一気に植物が成長・繁殖し、見事なビオトープになることが期待されます。植物が大きくなれば水質浄化が期待でき、またその根元は千波湖にすむ小魚やエビなどの生息場所となり、たくさんの水生生物が観察できるようになることでしょう。なお、次年度も引き続き千波湖畔にビオトープを造成する計画にあります。皆様のご協力、ご参加をお願いいたします。主催:千波湖水質浄化実行委員会、水戸市調査:茨城県環境管理協会、茨城生物の会協力:千波湖水質浄化推進協会、逆川こどもエコクラブ<発行:千波湖水質浄化実行委員会>