ブックタイトル市報なめがた 2014年3月号 No.103
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市報なめがた 2014年3月号 No.103
はい、こちら消費生活センター!賃貸住宅の敷金・原状回復トラブルについて!【事例】4月から転勤のため引っ越しすることになり、2年間住んだアパートを退去することになった。水周りもきれいに使い、掃除もまめにしていて特に目立った損傷はなかったが、立ち退く際に原状回復費用として敷金よりも高い金額を請求されてしまった。【解説】敷金や原状回復費用について、業者の特約が設けられていたり、入居時の説明と違っていたりと賃貸住宅トラブルで相談の多い分野です。原状回復費用とは、入居期間中の部屋の損傷などを修繕する費用のことですが、通常使用による経年変化や通常損耗は貸主負担と考えられ、通常使用を超える場合は借主負担と考えられます。そのため、原状回復費用を請求されたら、明細を良く見て負担すべき費用か確認しましょう。確認するにあたり、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」で詳しい解説がありますので、参考にしてみてください。いずれも、契約時にきちんと説明を受け、特約や退去時の負担費用について確認しておくことが大切です。トラブル回避のため、入居時の状態を写真で残すなどの対策も良いでしょう。-まずはお電話を!-問:消費生活センター℡0291-34-6446男女共同参画って何!?ー何が実現を阻んでいるのか・・・ーなめがた大使本市のまちづくりに協力していただいている方・団体等に、話題を提供いただき、様々な『男女共同参画』について、コラムを連載いたします。市民の皆様の声もお寄せください。ご意見をお待ちしております。小林光恵1999年に『ナースマン』という男性看護師が主人公の小説を出版しました。当時、まだまだ認知度が低かった男性看護師の存在を世間に広めるために、ひと目で意味のわかる新しい呼び方の必要を感じ、「ナースマン」を思いつきました。取材で接した男性看護師さんたちには、正義感とエネルギーあふれるヒーロー「スーパーマン」と繊細な世界観でみちているデビットボウイの名曲「スターマン」の二つのイメージをあわせもつような印象があり、それが造語のヒントになりました。この小説の著者として、看護雑誌やテレビのニュース番組などで男性看護師についてコメントすることが時々あるため、彼らが置かれている状況を考える機会が少なくありません。それを通して得た感触の一つが、少数派であることが多数派との対等・均等感を失わせるということです。女性社会であった看護師の世界において、男性看護師(看護師全体の6.2%、2012年)にさまざまなやりづらさが生じているのです。その具体的内容は、男性社会の職場でやりづらさを訴えてきた少数派の女性たちの声とほぼ同様でした。男女共同参画社会の実現は少子化対策としても喫緊のテーマとなっています。社会、そして職場や地域や家庭を、性別や考え方や立場の違いなどによってできる多数派・少数派のくくりでとらえてみて、多数派は少数派に耳を傾けて尊重し、少数派は黙らずに主張しつづけて、みなで状況を改善する視点を持つ。それが男女共同参画社会実現の速度を速める一つの要素になるのではないでしょうか。とにかくは、何が実現を阻んでいるのか(案外、意外な点かも)、冷静に状況を見極め、粛々と実現に向けて取り組んでいくことが大切なのだと思います。ナースマンという言葉は、今後、使われなくなることが望ましいと考えています。それが、男性看護師の存在が特別でなくなった証となるからです。男女共同参画という言葉も、使う必要のない時代にしていきたいですね。17NAMEGATA MAR.2014※行方市では、新たな自主財源の確保や地元商工業者などの活性化、市民生活情報の提供を目的に有料広告掲載の取り組みを行っています。