ブックタイトル歴史館だより No.108
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歴史館だより No.108
茨城県庁新築図1枚茨城県庁新築図面(左・右とも国立公文書館所蔵)「茨城県庁新築図面」を見ると,玄関とその反対側が2階建てで,その他回廊部分は平屋建てであったことがわかります。2階部分の設計図は別紙に描かれ,重ね貼りされています。当館所蔵の行政文書,「行12―4県有財産台帳<県庁・各廓>」によると,明治末年の県庁舎の敷地面積や各室の構造や長幅が分かります。また,敷地内の立木の種類や本数も記されています。その一部を右に紹介します。さて,この県庁舎は,現在のどの場所に建てられていたのでしょうか。現在の三の丸庁舎(2代目県庁舎)の場所でしょうか?実は,違います。大正7年に茨城県が発行した地図によると,現在の県立図書館の場所にあったことがわかります。次頁に地図の一部を拡大して掲載します。旧字体の「縣廳」がわかりますか?ここで紹介した初代県庁舎は,明治・大正と約45年にわたって使われました。行12―4県有財産台帳<県庁・各廓>2