ブックタイトル茨城県近代美術館 美術館だより No.97

ページ
6/8

このページは 茨城県近代美術館 美術館だより No.97 の電子ブックに掲載されている6ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

茨城県近代美術館 美術館だより No.97

茨城県近代美術館フランス万華鏡会期:平成26年3月28日[金]~5月11日[日]開館時間:午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)休館日:月曜日(ただし、3月31日[月]、5月5日[月]、5月6日[火]は開館、5月7日[水]は休館)入館料:一般580円(470円)/高大生350円(300円)/小中生230円(170円)※()内は、20名以上の団体料金※満70歳以上の方、障害者手帳等をご持参の方は無料※県立美術館(近代美術館、天心記念五浦美術館、陶芸美術館)主催の展覧会で1年間に何回でもご利用いただける共通年間パスポート(一般3,000円/高大生2,000円/小中生1,000円)を各美術館にて販売中。4月1日以降、消費税率変更により、料金が変わる予定です。※春休み期間を除く土曜日は高校生以下入場無料主催:茨城県近代美術館後援:朝日新聞水戸総局、(公財)茨城県国際交流協会、茨城新聞社、NHK水戸放送局、読売新聞水戸支局展覧会の概要当館のコレクションの中から近代フランス絵画やフランスと関わりを持つ作品を選び、フランスの香りただよう作品の数々を紹介します。当館は、折にふれ、水戸市出身の中村彝をはじめとする近代日本の美術家に多大な影響を与えたフランス近代美術の作品をコレクションに加えてきました。本展では、カミーユ・ピサロ、クロード・モネ、オーギュスト・ルノワールといった印象派の作品をはじめ、変わりゆく19世紀フランスの世相を映し出したオノレ・ドーミエの風刺画、ドーミエと同時代に活躍しレアリスムを代表するギュスターヴ・クールベなど当館所蔵のフランス近代絵画をまとめてご覧いただきます。同時に、日本人画家、とりわけ茨城の作家たちの印象派をはじめとするフランス美術に向けた憧れの気持ちをそれぞれの作品から感じながら、茨城における“フランス贔屓”の多彩な表れ方をご覧いただきます。見どころ芸術の都パリは、多くの日本人が旅行者として訪れるのみならず、そこに身を投じて制作・発信を行った作家も少なくありません。戦前のパリ画壇の寵児となった藤田嗣治をはじめ、20代で渡仏して以来一度も帰国することなくフランスの版画家として生きた長谷川潔、パリでアンフォルメル運動に参加した堂本尚郎、潮来出身で半世紀にわたってフランスの風景を描き続けた村山密などをご紹介します。画家たちがフランスの風と光の中に嗅ぎ取った煌めきと、それぞれの作品の中で輝く大小のフランスのかけらを、万華鏡のようにお楽しみいただきます。[近代美術館主任学芸員澤渡麻里]関連イベント■オープニングイベント3月28日(金)午前9時10分~●往復はがき、または来館による申し込み制(オープニングイベント参加希望、住所、氏名、電話番号を明記)、3月18日(火)必着●抽選で50名様ご招待(展覧会招待券進呈)●さらに当選者の中から2名様にテープカットに参加していただきます(「茨城県近代美術館所蔵作品選」[図録]進呈)その他のイベントは8頁インフォメーションをご覧下さい。オノレ・ドーミエ「日々の出来事(アクチュアリテ)70」1850年石版・紙クロード・モネ「ポール=ドモワの洞窟」1886年油彩・麻布・額装村山密「シャンゼリゼ」1989年油彩・麻布・額装佐伯祐三「コルドヌリ(靴屋)」1925年頃油彩・麻布・額装藤田嗣治「横たわる裸婦」1927年油彩・麻布・額装6