ブックタイトル広報おおあらい 2014年2月号 Vol.506

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概要

広報おおあらい 2014年2月号 Vol.506

随 想 大洗町長 小谷隆亮 海をのぞみ未来を拓く 大洗っ子 例年恒例となっている小・中・高校生の善行を称える善行賞授与式を行いました。今回は、40名と3団体を表彰し、昨年度の16名と4団体から比べると表彰者が倍増しました。 表彰したのは、困っている人を助けたり、奉仕活動などを積極的かつ継続的に行い、地域社会の人たちに感謝されていたり多くの人達の模範となっている児童・生徒達です。観光客に道案内をした子、道路のゴミ拾いをしている子、自主的に校内清掃を実施する子ども達。当たり前と言ってしまえばそれまでですが、実際にはなかなか実践出来ないことです。町民運動として展開している「おもてなし」や豊かな心育成宣言の取り組みによる「思いやりの心」が醸成されてきていると実感しました。 今年度に入り、町内各小中学校において県レベルで非常に多くの各種表彰を受賞しています。柔道大会やレスリング大会、吹奏楽コンクールや絵画コンクール、科学の甲子園や英語弁論大会など、スポーツから芸術・学術と幅広い分野で活躍が認められたことは非常に喜ばしいことです。 これは、毎晩遅くまで子ども達の成長を考え、熱意あふれる指導を行っている先生方のご努力と、町子連や学地連の趣向を凝らした活動、近所・家庭での温かい見守りにより成し得たものであり、学校・地域・家庭における長年の協働の賜物です。さらに、お互いが一体化・連携し同じ方向を向いて努力していくことが、教育の向上さらには町の大きな発展のエネルギーとなります。 かねてより町づくりの目標として「人が輝き海が育むふれあいのまち大洗」を掲げ、大洗町の象徴である海から様々なことを学び、大海原のような洋々たる自己の未来を拓くために、懸命に努力を積み重ね、海のような大きな存在となり、やがて人々に多くの幸せをおくることができるような人に育って欲しいと願いを込めて、大洗っ子を育成してきました。 まちづくりは人づくりです。家庭の宝・町の宝である子ども達の健全な育成のために、良き教育環境において、豊かな人間性をつちかい、確かな学力を身に付ける教育をめざして努力し成果がでてきています。今後も、わが町の将来を担う人材を育て、町全体の活力向上のため、「大洗町で子育てをして良かった、学ばせて良かった」と思える教育環境をハードとソフトの両面で更なる充実を図ることにより、「大洗っ子の育成」からわが町の元気づくりに繋げていこうではありませんか。平成26年賀詞交歓会新年迎え決意新たに 1月15日、大洗シーサイドホテルにおいて、「平成26年新年賀詞交歓会」を開催しました。 当日は、政財界や教育界、原子力事業所、既叙勲受章者、大洗大使、各種団体代表者など約200名の方々にご臨席を頂きました。 発起人を代表して小谷町長から「震災からもうすぐ3年を迎える。復興関連予算だけでも約100億円を獲得し、避難道路6本のほか安全安心のための事業を27年度までに成し遂げなければならない。大洗町のような小さな町がキラリと光るまちづくりを進めていくには、町民が一体化し、皆さん一人ひとりの支援が必要。住んで良かったと思っていただけるような、まちづくりに取り組んでいく。」とあいさつがあり、その後、本場磯節保存会の会員が磯節などを披露し、新年を祝いました。(15) 広報おおあらい 2014. 2.12